【ワタシもGI馬の娘】
アスパルディーコは三冠牝馬
アパパネの娘、そして
秋華賞馬
アカイトリノムスメの半妹。体重表記は470キロ台だが、身体も心も幼く
トップギアに入るまで時間を要する。成長度合いを伺いながらレースプランを立ててきたが、7着ながらクイーンCは出遅れをハネ返し0秒6差に詰めてきた。身のこなしはまだ硬さが残るが、右回りが云々に不備はなく、兄姉たちの活躍距離を思えば10F延長はきっと吉と出る。
第一本線は
ビターグラッセ。中山10Fに特殊な適応力が備わっており、10月の中山戦で坂上一気の初勝利を挙げ、好メンバーが揃った
葉牡丹賞は1分59秒7に時計を短縮。坂上猛然と2着に追い上げてきた脚は目を引いた。前走は少頭数、中団差しの正攻法の競馬が却って裏目。しかし腹を括って末脚勝負に徹すれば反転攻勢は十分。
次いで
アグラシアド。二走前の中京戦は468キロに増やし2分1秒9で2着。続く小倉は470キロで力強く叩き合いを制した。まだコレはという記録はもっていないが、幸いなことに週末は雨。近二走の内容や数字だけ走れば通用する。
イージーオンミーは前走当コースを2分1秒2で走破。
フラミニアの前回の中山9F戦、いかにも成長感じさせる勝利だった。重馬場なら
マンマリアーレ、
ツインクルトーズ以下、連下は丁寧に。