【飛翔態勢に入った】
タイムオブフライトがジワリゝと基盤を強化している。2200mで1勝、2600mで2勝、しかも上り3Fの数値は大抵がメンバー中最速だ。
松籟Sの3000mもバテないだろうというイメージはあったが、ラスト4F・11秒6-11秒3-11秒7-12秒4(3Fは35秒0)という速い上りを、自身34秒6でアタマ差2着。内に入ったぶんゴール前外強襲を許してしまったが、現級でのポジションを改めて確認できた。450キロ台とやや小柄だが、約1カ月の補足期間を設けメンテナンスも完了。57キロになるが、2400mなら折り合いやスタミナ温存に神経質になりすぎず自然体で臨める。
逆転があれば
ゼッフィーロ。昨夏の小倉10Fを連勝、一気に3勝クラスへと進出。坂コースの中央場所でも2着2回。前走の
但馬Sはこれまでと異なり中団待機策。敏感なところは見せたが折り合いはついた。直線なかなか進路が見つからず、勢いがついたのは残り1Fすぎ。もったいない2着となったが、33秒0という加速ラップは自信になった。近親には12FのGI馬・
ラヴズオンリーユーの名があり、初距離になるが2400mの楽しみは大きい。
リフレーミングの決め手も僅差。展開に左右されるのが泣き所だが、10Fに1分58秒2、2200mに2分11秒7というHレベルの連対歴を誇る。一度だけだが阪神2400mも2着という戦績を残している。3か月振りの実戦になるが、日曜・水曜日と坂路で上り11秒台を計測。過去一回一年前に11秒台を出したことはあるが(その時は2着)、体調はほぼ万全とみていい。
モンテディオも小差。前走はいかにも展開に恵まれたが、
神戸新聞杯3着馬だけに3勝クラスで急に躓くとは考えにくい。
松籟S3着の
ホウオウエクレール。
シェルビーズアイ、
ホウオウリアリティを2-3着に配置。