11R

京成杯

15:35発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中山 5日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) 別定 16頭
本賞金:3700,1500,930,560,370万円
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 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走地方競馬出走馬をのぞく、前走ダート戦出走馬
※中山過去10年[0-0-2-16]
●2011年該当馬→タナトス(9着)
○2012年該当馬→プーラヴィーダ

・騎手が乗り替わりとなる、前走6着以下馬
※中山過去10年[0-0-1-22]
●2011年該当馬→マイネルメダリスト(4着)、メイショウトチワカ(5着)、マイネルギブソン(6着)、マリアビスティー(11着)、ノヴァグロリア(16着)
○2012年該当馬→ジョウノバッカスフレージャパンキープビリービング

・前走重賞出走馬をのぞく、前走1800m戦出走馬
※中山過去10年[0-0-0-27]
●2011年該当馬→インナージョイ(7着)、タナトス(9着)、スリーケインズ(13着)、ジャービス(14着)
○2012年該当馬→プーラヴィーダベストディール

・前走で、2000m戦以外の未勝利戦を勝ち上がっている馬
※中山過去10年[0-0-0-15]
●2011年該当馬→インナージョイ(7着)、スリーケインズ(13着)、ジャービス(14着)
○2012年該当馬→カフェコンセール

・13番より外の枠番に入った馬
※中山過去10年[0-0-1-5]
●2011年該当馬→マリアビスティー(11着)、スリーケインズ(13着)、ノヴァグロリア(16着)
○2012年該当馬→マナウスマイネルロブストアーデント

2011年残った馬→フェイトフルウォーデボネア、プレイ、ユウセンヌーベルバーグスマートロビンコウヨウレジェンド

【昨年結果】
1着:フェイトフルウォー(○)
2着:デボネア(○)
3着:プレイ(○)

2012年残った馬→スノードンロジメジャーレッドシャンクスアドマイヤブルーキネオピューマコスモアンドロメダブライトライン

井崎:よっしゃ、新年早々こりゃ縁起がいいぞ!!

須田:2番人気のジェンティルドンナが勝ったのに、3連複5万3960円、3連単28万1970円ですからねえ。これが、今年の的中最高配当になる可能性もありそうですよ(笑)。

井崎:高配当を取れたのも嬉しいけど、1月初旬のうちに初的中できたのが嬉しくてねえ。これで「はよ当てろ」と須田クンにいびられなくて済むのが……ううっ。

須田:人を鬼嫁みたく言うのはやめてください(笑)。でもまあ、最高の形で今年の初的中を飾れたんですから、ホント喜ばしいですよ。7頭残し、結果的に大正解でしたね。

井崎:たまにはこういう「バカ当たり」がないと、そろそろ「コラム名を変えてください」ってオーダーが来そうだもんな。そういう意味でも、じつによかった!

須田:ええ、バカ当たりどころか「ポチ当たり」ばっかりでしたからねえ……。で、今週のお題レースは京成杯ですが、手応えのほどは?

井崎:今週も7頭残しなんだけど、悪くはないと思うぞ? 人気しそうな馬を消しつつ、人気薄になりそうなところもちゃんと残せてるからな。

須田:先週の結果に味をしめたんですね、わかります!

井崎:そのとおり(笑)。でもまあ、実績面や前走の出走条件からの消去ネタがほとんどで、無理やり消した馬は1頭もいないからな。

須田:気になるのはやはり、枠番ネタで消されているマイネルロブストアーデント。外枠に入ったとはいえ、実績が格上な馬を2頭とも消しちゃって大丈夫ですかね?

井崎:いや、マイネルロブストの朝日杯2着は有利な内枠をしっかり生かしての結果だと思うし、それほど怖くはないよ。それにアーデントも、大外だと厳しいと思うぞ。

須田:井崎センセイって、いい配当が当たった直後だけは無駄に強気なんですよねえ、いつも(笑)。ただ、それが好結果に出た記憶ってほとんどないんですが……。

井崎:でもま、この条件で外枠がプラスに出ることって、基本的にありえないからな。消せる理由がちゃんとあるんだから、そこは勝負に出ないと!

須田:……この2頭のワンツー決着なんて情けない結果だけは、カンベンして下さいね?
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予想印
15マイネルロブスト(5人気)
8ベストディール(2人気)
16アーデント(4人気)
3スノードン(9人気)
7アドマイヤブルー(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 200円

馬連BOX

7

8

15

16

6通り 各300円

馬単フォーメーション
1着

8

15

2着

3

7

8

15

16

相手
8通り 各300円
3連複BOX

3

7

8

15

16

10通り 各200円

3連単フォーメーション
1着

8

15

2着

7

8

15

16

相手

3

7

8

15

16

18通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 本命はマイネルロブスト。前々走東スポ2歳杯では大敗を喫しましたが、GIの前走はしっかりと盛り返し2着に入りました。他に大勝した馬がいないこのメンバーでは、この実績がものを言うでしょう。 

 対抗はベストディール。前走は大勝と言えないまでも2着には十分と差をつけ勝ち切りました。好意からの競馬が持ち味で安定した成績を残してくれそうです。

 3番手評価はアーデント。今回外国人騎手に乗り替わりです。前走は騎手がうまく乗った感じですが、3着以下とは差が十分にありました。今回も騎手が上手く乗ってくれることに期待します。 

 4番手評価はアドマイヤブルー。前走は着差だけを見るとあまり強くない競馬をしているように見えますが、最後の最後に一瞬見せたキレは素晴らしかったです。あのキレをうまく引き出せるかどうかがポイントでしょう。 

 5番手評価はスノードン。2走前は最低人気でしたが、勝利を挙げました。穴としてねらいたいです。

東大ホースメンクラブ おにぎり

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

1

-

8

1点 2000円

馬単1着流し
1着

8

相手

1

3

4

5

7

13

15

16

8通り 各1000円

望田潤の見解

 ディープにペティンゴをもってくるというのはハイインロー的なスタミナや粘りを出すには有効な配合で、◎ベストディールは母にヌレイエフとペティンゴとブラッシンググルームが入るのでディープ産駒としても粘り強さで走るタイプで、アドマイヤフジのようなイメージだから中山2000mで好位差しなら安心してみていられる。

 他の有力馬がいずれもストライドで走るタイプで根は東京>中山と思われるだけに、ヘイローのニアリークロスらしい無駄のない脚捌きで中山の内枠で器用に立ち回れそうな○カフェコンセールを相手本線にとりたい。

 山崎エリカの予想

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予想印
8ベストディール(2人気)
3スノードン(9人気)
13ブライトライン(6人気)
7アドマイヤブルー(1人気)
9キネオピューマ(7人気)
14マナウス(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

8

相手

3

7

13

3通り 各3000円

馬連流し

8

相手

9

14

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 京成杯はクラシック、特に京成杯と同距離、同舞台で行われる皐月賞に繋がりやすいレースです。一昨年の勝ち馬エイシンフラッシュ皐月賞3着後、日本ダービーを制しました。また、08年の勝ち馬マイネルチャールズ皐月賞で3着、07年の勝ち馬サンツェッペリン皐月賞で2着と好走しました。

 今回の京成杯の出走馬の中にもマイネルチャールズのようなイメージを抱く馬がいます。それは前走の百日草特別を直線早め先頭に立ってそのまま押し切る強い競馬だったベストディールです。同馬はデビューから大崩れがなく、豊富なキャリアを積んだ馬が相手のハイレベルの札幌2歳Sでも、キャリア2戦目ながら4着にがんばりました。ベストディール同様にキャリア2戦目で挑んで6着のラシンティランテが次走の白菊賞を圧勝していることから、キャリア2戦目で4着という価値がいかにすごいことなのかおわかりいただけるでしょう。ベストディールはパワーポイント指数でも能力値ナンバー1。したがって、今回の◎はベストディールです。

 ○はスノードン。今年の萩Sの上位馬はその後のレースで人気を裏切り続けているように、例年の萩Sと比べるとあまりレベルが高くありませんでした。しかし、前走の朝日杯フューチュリティSは出遅れてまともにレースをしていないので、今回で巻き返してくる可能性は十分あります。萩Sのパフォーマンスに成長力が加われば、ここでも上位争いが可能でしょう。

 ▲はブライトライン。デビューから右肩上がりの上昇を見せている馬で、前々走の黄菊賞では先週のシンザン記念の3着馬プレミアムブルーを下して勝利しています。また、京成杯は一昨年のアドマイヤテンクウ、遡ればその後の皐月賞の2着馬アドマイヤジャパンなど、ラジオNIKKEI杯2歳Sの3-5着馬がよく巻き返してくるレースですから、そういう意味でも警戒が必要です。

 高橋学の予想

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予想印
7アドマイヤブルー(1人気)
15マイネルロブスト(5人気)
8ベストディール(2人気)
13ブライトライン(6人気)
14マナウス(11人気)
16アーデント(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

7

1点 5000円

馬連流し

7

相手

8

13

14

15

16

5通り 各1000円

高橋学の見解

 距離が1600mから2000mに延長されたH11年以降から、「消える馬」をチェックしてみよう。

カフェコンセール……前2走とも1600m以下戦使用馬は、前走条件戦以下2馬身以上快勝馬や、前走芝OP・重賞戦3着内好走馬を除き[0-0-2-16]。同馬は、前走1600m未勝利戦1.1/4馬身差V馬。前走2000m未満の未勝利戦1馬身差未満V馬は[0-0-2-7]。

キネオピューマ……キャリア1戦馬は[0-0-0-11]。H20年、前走芝2000m新馬戦5馬身差圧勝のステルスソニックも3番人気8着に敗れている。

キープビリービング……前3走内に重賞戦で連対歴がなく、前2走とも6番人気以下と評価が上がらず、前走で連対を外していた馬は、グレード制開始のS59年以降[0-0-0-31]。

コスモアンドロメダ……芝の重賞戦で3着内の好走歴がなく、前走OPホープフルSで連対を外していた芝0-1勝馬は[0-0-2-15]。

ジョウノバッカス……芝のレースを2回以上走って連対できなかった馬は、前走1600m以上のダート戦5馬身差以上の圧勝馬を除き、グレード制開始のS59年以降[0-0-0-17]。

スノードン……前走10着以下かつ1秒以上完敗馬は[0-0-0-16]。同馬は、前2走「OP 萩S1着→G1朝日杯1.2秒差12着」だが、同型、H16年のスズカマンボが、前2走「OP萩SレコードV→G1朝日杯2秒差13着」で4番人気4着。

フレージャパン……前走1800m以上のレースで6番人気以下かつ0.8秒以上敗退馬は[0-0-0-15]。

プーラヴィーダ……前走ダート戦使用馬は[0-0-2-24]。

レッドシャンクス……キャリア3戦以上でOP戦1着・重賞戦3着内の好走歴がなく、前走OP戦で連対外かつ0.2秒以上敗退馬は[0-0-2-26]。

ロジメジャー……前走芝1600m良・稍重で走破時計が1.37.0を切っていない馬は、グレード制開始のS59年以降[0-0-2-17]。スピードの絶対値が劣る馬は厳しい。

■狙い
 ◎はアドマイヤブルー。1600m以上の芝良・稍重のOP戦でV歴のある芝2勝馬は[3-2-1-5]で、このうち、(a)着外(4着以下)が3回以上ある馬は×、(b)前走1秒以上完敗馬は×、以上の2項目クリア馬は[3-2-0-0]。アドマイヤは前走クビ差の辛勝だが、ゴール前の伸び脚は将来性を予感させる好内容。

 ○マイネルロブスト、▲ベストディール、△アーデント、△ブライトライン、△マナウス

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

予想印
13ブライトライン(6人気)
16アーデント(4人気)
8ベストディール(2人気)
15マイネルロブスト(5人気)
3スノードン(9人気)
7アドマイヤブルー(1人気)
14マナウス(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

3

7

8

14

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

16

相手

3

7

8

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

8

相手

3

7

14

15

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】ブライトラインの前走は5着もレベルの高い相手によく差を詰めていた。力もつけており好勝負を見込む。着差以上の強さで連勝のアーデントは荒削りながら潜在能力が高い。ベストディールも将来性豊富で重賞クラスの力の持ち主。朝日杯FS2着のマイネルロブストももちろん争覇圏。良化余地十分のアドマイヤブルーにレース振り上昇のマナウス、萩S勝ちのスノードンも侮れない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【ブルーの旗を掲げよ】近年の競馬は、スローの上がり勝負が大勢。差し・追い込みに重きを置く予想は苦戦を強いられている。特にキャリアの浅い2、3歳の、中距離ベースの新馬戦は、走破タイムが平凡。能力の在り処や将来のビジョンを、道中のラップに(ラスト3Fに)、求めざるを得なくなってきた。ただ、スローの上がり勝負とはいえ、最後の1、2Fを、10秒8で走れるのか。11秒2がいっぱいゝなのか。そこには厳然たる能力差がある。本年の伝でいえば、ジョワドヴィーヴルの新馬戦の上がり2Fのレースラップは、11秒6―11秒0。もちろん、ディープインパクト×ビワハイジという血統も無視できないが、その11秒0の意味を、次走の阪神JF完勝に繋げているし、先週のシンザン記念ジェンティルドンナも、一走前の未勝利・最後の2Fめ・11秒0のレースラップで、シンザン記念の本命を確信するに至った経緯があった。となると、京成杯アドマイヤブルー。初陣の上がり2Fのレースラップは11秒2―11秒0。2分6秒5という走破タイムが嫌われ、ホープフルSは5番人気。鞍上のメンディザバルも、半信半疑で好位追走。とりあえず前半は、天性のスタートセンスで好位で流したものの、3、4コーナーで二度ほど、前へと促すように手綱を操作していた。しかし、直線坂下からゴール前にかけ、11秒1―11秒9と、一気にピッチが上がる瞬発力勝負を、もうひと伸び。中山の急坂を、レースの上がりを0秒5も上回る34秒5で外強襲。弥生賞皐月賞の勝ち馬が通るだろう、内から4、5頭目よりの外めを回して、2分1秒4なら合格点。500キロ近い大型馬のわりには、筋肉量が足りないのではと思わせるほど、スカッとした造り。特筆すべきは皮膚の薄さ――そして何よりも、頭のよさが、その眼差しから一目で見てとれる。12日の栗東坂路では、3歳の一番時計をマーク。ちなみに、父は3歳3月から5月期にかけ、成長曲線が上昇モードに入るキングカメハメハ産駒(2歳初期は、馬が硬かったり緩かったり、アンバランスな仔が多い)。前走から中二週の再遠征となるが、馬体はむしろ張っている。V3でクラシックに名乗り。当面の敵はベストディール札幌2歳Sでは、返し馬で突然止まり、横山典を振り落とそうとしたり、若さが目についたが、前走の百日草特別の上がりラップは、11秒3―10秒9―11秒6。本年の中距離ベースの2歳シーンで、確たる10秒台のレースラップをマークして勝ち切った馬は、同馬とダノンオリエントの二頭だけだ。上位二頭の瞬発力は、甲乙つけがたい。朝日杯FS2着のマイネルロブストは、個人的にはマイルがベースの中距離馬のように思う。ラフィアン育成馬だけに、よく鍛えられ、ヨロの筋肉のボリュームは群を抜くが、鍛えても鍛えても超えられない、才能というものが存在するのかもしれない。蛯名も、将来を見越してベストをチョイス?アーデントも、競走馬として、面白さのある個性的な馬。勝負強さも備えているし、この中間の短期放牧で進化している。ただ、11秒ソコソコのラップの証明がない。レッドシャンクスも、ホープフルSを最速の上がりで駈け上がってきたものの、父はガリレオ。本質的には東京向きのパワー型ではないか。ブライトラインは、ラジオNIKKEI杯5着。この馬との戦いが、明け3歳のトップランクの序列の目安になる。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

7

12

15

12通り 各400円

3連単BOX

3

7

12

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

7

8

13

15

16

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

5

相手

7

8

13

15

16

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎レッドシャンクスは「ガリレオ×オーヴァーバリー」という組み合わせ。父ガリレオは名馬フランケルの父となるなどヨーロッパで大成功しており、英愛リーディングサイアーに過去3回輝いている大種牡馬。サドラーズウェルズ系だけに我が国に入った産駒は総じて軽快さに欠き、道悪上手で中長距離で持ち味を発揮するものが目立つ。

 母アードブリーレディは日本競馬に適性のあるカーリアン系の父を持ち、牝馬クラシックの愛1000ギニー(G1・芝8f)で2着となった。息子の本馬は、このスピードが効いているのか、ヨーロッパ血統独特の重さはさほど感じられず、軽い馬場にもうまく対応している。

 京成杯は瞬発力よりも持続力がモノをいうレース。34秒台の速い上がりは必要なく、ダラダラとした流れ込みで決着しやすい。そのため、重厚なヨーロッパ血統を持つ馬がしばしば台頭している。昨年の2着馬デボネアは母の父がサドラーズウェルズ系だった。前述のとおり本馬はレースの傾向に沿ったヨーロッパ血統。前走のホープフルSはメンバー中1位の上がり34秒3で後方から4着まで追い上げたが、上がり35秒台で決着する持続力勝負でさらに良さが出る可能性がある。

厳選予想 ウマい馬券