11R

デイリー杯クイーンC

15:45発走 / 芝1600m (左 D) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 東京 5日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(特指) 別定 15頭
本賞金:3400,1400,850,510,340万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

4通り 各1000円

馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

12

4通り 各300円

3連単フォーメーション
1着

1

2

4

2着

5

相手

1

2

4

12

15

12通り 各200円
3連単フォーメーション
1着

1

2

4

2着

1

2

4

12

15

相手

5

12通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 土曜日の東京競馬場でのメインレースはクイーンCです。

 先週日曜日の芝レースでは、道中をロスなく立ち回った馬が上位に入っていました。特に東京新聞杯はその典型で、上位4頭すべてが道中で最内を走っており、その傾向がはっきりとわかります。また、位置取りとしても後ろよりは前につけた馬が好走しています。馬場の伸び具合は内外でフラットですが、外を回らされる馬は割り引いて考えたいところです。以上を踏まえて予想していきます。

 本命にはイリュミナンスです。東京替わりはプラスという一言に尽きます。前走はトリッキーな中山マイルということもあり、スタート後のポジション争いに苦労している印象を受けました。今回は東京マイルで向こう正面を目一杯使ってのポジション取りですから、そのようなこともないでしょう。余力を残しながら新馬戦を5馬身差圧勝したその素質は相当なもので、追えば追うほど伸びる脚も東京コース向きです。特に逃げ馬も見当たりませんし、前有利な流れとなることが予想されますので、スムーズに先行して抜け出せば、強力な差し馬を完封できます。枠も絶好です。

 対抗にはスイートサルサです。前走は前有利の流れをしぶとく伸びて上がり最速の5着。中山マイルでそのような競馬ができたのは収穫で、未勝利勝ちと同舞台に戻る今回はよりパフォーマンスが上がることが期待されます。こちらもいい枠を引きましたし、東京マイル得意のデュランダル産駒ということも後押しします。

 3番手にはコレクターアイテムです。同舞台のアルテミスSを勝ってるように、実力もコース適性も申し分ありません。そのアルテミスSでは、最内から馬群を割って伸びてきていますからその点も心配はないです。しかし、今までのレースを見る限りでは、スピードの乗りが遅いタイプと見受けられ、今の馬場傾向とスローペースを考慮すると取りこぼしもあり得ます。

 穴として一考したいのが、ジーニマジックです。アルテミスSでは凡走しましたが、間隔をとっての前走で復調気配。この舞台得意のダイワメジャー産駒であり、近親にディープインパクトがいます。ディープ産駒もこの舞台好相性ですから、血統的に推したい1頭です。フランスの名手ブノワ騎手の手綱さばきにも注目です。

 その他、ディープ産駒で最内枠のサトノフェアリーと、フェアリーS2着ウキヨノカゼを押さえます。

東大ホースメンクラブ PANYA

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド流し

2

相手

4

11

2通り 各2000円

馬単1着流し
1着

2

相手

4

5

11

3通り 各2000円

望田潤の見解

 ◎イリュミナンスフェアリーSでも本命にしたが、トリッキーな中山マイルで少し戸惑いながら走っていたし、ハイペリオン的な持続力でジワジワ加速しつづける脚質で、ゴール前の脚色は一番良かったように中山より東京向きということだろう。

 マンカフェ×トニービンテイエムオーロラと同じで、母がトニービン×ヌレイエフだからアプリコットフィズを逆さまにしたような配合形でもあるが、この2頭をさらに重厚で地力型にしたような奥深い素材で、春のクラシックが楽しみになるような勝ち方を期待。

 ○ミラクルラヴィは母がジャイアンツコーズウェイ×エーピーインディだから、スズカフェニックスをナスキロ柔い体質にした外回り向きのマイラー。12月中京の3着も直線前が詰まらなければもっと際どかったし、東京でこの鞍上ならば食指が伸びる。

 ▲スイートサルサは新馬戦で出遅れてウキヨノカゼを差せなかったが、ゴール前の斬れ味は一頭だけ目立っていた。デュランダルにナスキロ血脈を重ねて柔らかくストライドを伸ばすから、東京マイルの斬れ勝負では本来こちらが上位のはず。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

14

1点 2000円

複勝

14

1点 4300円

馬連流し

14

相手

4

5

2通り 各600円

馬連流し

14

相手

2

6

12

3通り 各300円

3連単フォーメーション
1着

14

2着

4

5

相手

2

4

5

6

12

8通り 各200円

井内利彰の見解

 重賞レースに関しては、1着馬や馬券圏内馬の調教における共通点を探すことが第一作業になりますが、このレースでは過去9年での下記5頭に共通する点がありました。

2004年 1着ダイワエルシエーロ
2005年 1着ライラプス
2009年 4着ミクロコスモス
2010年 3着テイラーバートン
2011年 1着ヴィルシーナ

 最終追い切りの場所や強さ、併せ馬といった内容ではありません。もっと広い範囲での共通点。『厩舎』です。とはいっても、ダイワエルシエーロライラプスは松田国英厩舎、ミクロコスモステイラーバートンは角居勝彦厩舎、ヴィルシーナ友道康夫厩舎ですよね。一見すると共通していませんが、角居、友道調教師はどちらも調教助手時代に『マツクニ』厩舎に所属していました。

 つまりマツクニ系統の厩舎が[3-0-1-1]という成績を残しているのが、このクイーンCなのです。今年の出走馬でマツクニ系統に該当するのが村山明厩舎村山明調教師は騎手時代に松田国英厩舎に所属し、調教助手時代には角居勝彦厩舎に所属していました。その管理馬である◎オーキッドレイですが、調教タイプは標準多め坂路。これはダイワエルシエーロライラプスと同じ。そしてオーキッドレイ自身も3走前1着時が標準多め系統の調教タイプでしたから、まさに力を発揮できる調教内容です。

1.サトノフェアリー
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均坂路

2.イリュミナンス
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

3.ブリリアントアスク
今回:乗込坂路
前回:連闘

4.スイートサルサ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

5.コレクターアイテム
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

6.タプローム
今回:乗込坂路
前回:標準多め坂路

7.アンルーリー
今回:一杯平均トラック
前回:標準少め坂路主体

8.トロワボヌール
今回:標準少め坂路
前回:標準少め坂路

9.スマートルピナス
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路

10.ケンブリッジナイス
今回:馬ナリ平均トラック
前回:地方

11.ミラクルラヴィ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路

12.ジーニマジック
今回:標準併用
前回:標準少め併用

13.ジョアンシーピン
今回:乗込併用
前回:馬ナリ平均トラック主体

14.オーキッドレイ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

15.ウキヨノカゼ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準併用

 三田明太の予想

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予想印
14オーキッドレイ(5人気)
4スイートサルサ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

14

1点 5200円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

4

相手

1

2

5

8

11

12

13

15

48通り 各100円

三田明太の見解

 今年のメンバー構成は現時点で3桁指数を持つ馬がいない、例年より小粒なメンバー構成。先週までの結果を見る限り、今の東京・芝は内枠が有利ではあるが、敢えて外枠のオーキッドレイを狙ってみたい。

 デビュー戦からから3戦続けて1800mで、2走前には牡馬相手の京都2歳S(2000m)を使われる牝馬にしては珍しいタイプだが、2歳時の中距離戦はスローの上がり勝負になりやすく、現時点の指数が能力の天井とは思えない。前走・菜の花賞で初めてマイル戦を使われたが、1000m通過61.1秒の超スローで、自身は初の距離短縮で位置取りが下がるパターンと、噛み合わなかった印象。今回は同距離だけに、前走より位置取りが上がれば、チャンス大と読む。

 相手はオーキッドレイと同じく、中山マイルのスロー&外枠で凡走しているスイートサルサ

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

4

1点 1500円

馬連

1

-

5

1点 1500円

馬連

4

-

5

1点 1000円

馬連流し

2

相手

1

5

2通り 各2000円

馬連流し

2

相手

12

15

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

1番:馬場合いそう。
2番:もう少し素軽さ欲しいが力上位。
5番:平凡な気配も仕上がりは良い。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

2

4

12

14

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

2

相手

1

4

12

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

15

相手

1

2

4

12

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】コレクターアイテムは阪神JF4着。末脚堅実で東京替りプラスで差し切りに期待。イリュミナンスは前走4着も初重賞挑戦なら悪くなく道中スムーズなら首位も狙える。前走○に先着のウキヨノカゼはさらに気配上昇。前走で大幅に変わったサトノフェアリーも上位がうかがえる。スイートサルサも能力そん色なく、オーキッドレイジーニマジックなども差はなく要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【ジェンティルに準ずる】東京コースに替われば、イリュミナンスが躍進。前走のフェアリーSは、他馬を気にして行き脚が鈍り、ジョッキーが二度三度と腰を大きく動かし追走を促す苦しい競馬。坂上からようやくエンジンがかかったものの、アタマ・ハナ・クビ差及ばすの4着に惜敗。キャリアの浅さをモロに露呈してしまったが、マンハッタンカフェ産駒らしくアクションは豪快。直線の長い、コーナー二つの東京に舞台が替われば大幅な飛躍が期待できる。ちなみに、新馬戦は5馬身の独走。やや重・1分37秒1という走破タイムは、一見平凡でも、ラスト3ハロンのレースラップは11秒9―10秒7―11秒5(自身の上がりは34秒0)。ジェンティルドンナは、同時期の阪神・芝1600mの未勝利戦を、良馬場で1分36秒7、上がりは34秒1だった(最後の2F目に推定10秒7をマーク)。ラップの精度の高さは、あの三冠牝馬に酷似している。GI級の素材を改めて問いたい。コレクターアイテムも跳びの大きなハーツクライ産駒。阪神JFはインにコースをとった先行勢に屈したものの、二走前のアルテミスSを1分33秒8のレコードで完勝。東京マイルなら実力通り。ウキヨノカゼは、当該コースで新馬勝ち。フェアリーSもソツのないレース振りで2着に粘り込んだセンスが光る。サトノフェアリーは1000m通過・59秒2という厳しいレースを前走で経験。やや重馬場だけに時計は地味だが、1分36秒0は500万と特別の菜の花賞より0秒1速く、レース密度は濃い。モタれ癖があるだけに馬群を捌くのに注文がつくが、スイートサルサフェアリーSを含め前3戦すべてで最速の上がりを計時。ジーニマジックは、田中勝が前記サトノのほうをチョイス?

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸2頭流し
軸1

4

軸2

5

相手

2

7

12

14

15

5通り 各800円

3連単1着流し
1着

5

相手

2

4

7

12

14

15

30通り 各200円

須田鷹雄の見解

 クイーンCは前走重賞・オープン特別の掲示板組が順当に来ることが多いレース。前走500万条件組も好走は可能だが、前走もマイル戦かつ「人気で勝ってきた」というケースがほとんどとなる。過去10年、全馬を均等買いした場合の回収率が単28%・複62%ということからもレースの堅さがうかがえるし、特に単穴は期待しづらい。

 以上の観点から、◎はコレクターアイテムでいいだろう。GIでも4着という力量に加え、このコースでのアルテミスS勝ちもある。脚質ゆえにどうしても展開に左右される面はあるが、東京コースならば地力で解決することができる。

 ○にスイートサルサフェアリーSで先着された馬が2頭いるのでさほど人気にはならないと思われるが、中山→東京のコース替わりはこの馬にとってはプラス。乗り替わりが無いのも若い牝馬にとってはいい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

6

8

10

12通り 各400円

3連単BOX

5

6

8

10

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

4

5

8

15

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

4

5

8

15

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎イリュミナンスは「マンハッタンカフェ×トニービン」という組み合わせ。中京記念を勝ったフラガラッハの半妹にあたる。母スキッフルは「トニービン×ヌレイエフ」なのでジャングルポケットと同じ。マンハッタンカフェの全妹にジャングルポケット、という配合はうまく行っており、アプリコットフィズダービーフィズサトノグロリアスなどの素質馬が誕生している。そのパターンを踏襲したイリュミナンスの配合は評価でき、初戦の勝ちっぷりからクラシックでも好勝負になる馬だと思われる。前走フェアリーSの競馬を見るかぎり、小回りの中山コースよりも直線の長い東京コースのほうが断然合っている。

厳選予想 ウマい馬券