11R

京王杯SC

15:45発走 / 芝1400m (左 B) / 天候:雨 / 馬場:稍
2回 東京 7日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 18頭
本賞金:5500,2200,1400,830,550万円
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予想印
15ダイワマッジョーレ(1人気)
14サダムパテック(3人気)
7フラガラッハ(14人気)
3トライアンフマーチ(5人気)
4ガルボ(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 2000円

馬連流し

15

相手

3

4

5

7

12

14

6通り 各500円

ワイド

7

-

15

1点 200円

3連単フォーメーション
1着

14

15

2着

14

15

相手

3

4

5

7

10

12

12通り 各200円
3連単フォーメーション
1着

15

2着

3

4

5

7

10

12

14

相手

7

14

12通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 土曜日の東京メインは、春のマイル王決定戦、安田記念の前哨戦となる京王杯スプリングCです。過去20年の安田記念の勝ち馬のうち、およそ半分の9頭が前走でこのレースを使っていたという、非常に本番と相関の高いレースだけに、期待が集まります。

 ここで、過去10年のこのレースの結果を振り返ってみると、次のようなポイントが見えてきました。

 1.距離延長組は不調。前走でマイル戦を使っていた馬を中心に狙う。
 2.脚質的には、中団待機の差し馬がのべ6勝を挙げる好調ぶりをみせている。
 3.年齢別には、5歳馬が最多の5勝で、連対率も24%と優秀。一方で7歳以上の馬の勝利が1度もなく、連対率も6%と低調。

 以上のようなことがらを踏まえて、今回本命視するのは、15番のダイワマッジョーレです。1,800メートル戦で昇級してきたことや金鯱賞2着の実績が証明しているとおり、中距離もカバーできるスタミナの持ち主。距離短縮組に有利なこのレースでは、僅差で敗れたここ2戦以上の期待ができるでしょう。その敗れた2戦の勝ち馬がともに同輩の4歳馬だったことからも分かるように、今年の4歳馬の実力の高さは折り紙つきです。

 続く対抗は、本レース連覇をかけて挑む昨年秋のマイル王、14番のサダムパテックです。東京コースは重賞2勝、皐月賞でも2着とめっぽう得意な舞台。本レースで最も好調な5歳馬でもあります。ただし、5ヶ月の休み明けで仕上がり具合が気になるところ。それでも、昨年のこのレースも3ヶ月の休み明けで勝利していますから、さほど大きな不安材料になることはないでしょう。

 ▲には7番のフラガラッハです。鮮やかな末脚を披露した昨年夏の中京記念以来、精彩を欠くレースが続いていますが、上がりタイムは常にメンバー中上位。シルポートテイエムオオタカなど行く馬が揃った今回は、本馬にもチャンスのある展開が期待できます。

 以下、△には2頭、4番のガルボと3番のトライアンフマーチを支持。

 ガルボは重賞3勝、昨年の安田記念でも掲示板と、このメンバーでは実績上位であることは間違いありません。年明けに中1週でフェブラリーSを使って大敗と、順調なローテーションとはいえないきらいがありますが、芝に戻った前走は勝ち馬から0秒2差の5着ときっちり立て直してきたあたりはさすが。今回も好走が期待できます。

 トライアンフマーチは、7歳馬ながら年明けから好調ぶりを発揮。東京千四、マイルに計6回出走して5回掲示板と、このコースでの安定ぶりも目立ちます。本レースと相性の悪い7歳馬、かつ休み明けということもあり△評価に留めましたが、馬券圏内のチャンスは小さくないでしょう。

 東大ホースメンクラブ sonic

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

3

1点 1000円

馬連流し

3

相手

4

5

7

8

9

10

14

7通り 各1000円

ワイド

3

-

10

1点 2000円

望田潤の見解

 東京新聞杯トライアンフマーチにしては珍しくイン好位で折り合いピッタリで、それだけに直線スペースがなくて追い出しが少し遅れたのが惜しまれるが、京都金杯で岩田が引っかかるのを恐れず出していったことがいい意味で伏線となっていた。

 東京1400mはトップハンデでビュンと抜け出したパラダイスSが強かったし、シルポートの逃げならガルボトウケイヘイローを見ながらイン好位で折り合えるはずで、岩田が種をまいてノリが実にして、そしてまた岩田の手に戻って今度こそ収穫のとき、悲願の重賞制覇という花が咲くのではないか。

 レオアクティブは暖かくなると調子を上げるようで、4月-9月の1400-1600mは[2.2.0.1]で凡走はG1・NHKマイルだけ、末脚の破壊力はG1級だし、ここは前が速くなる可能性もあるだけに一発十分。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

14

1点 3700円

馬連

14

-

18

1点 300円

馬連流し

14

相手

2

17

2通り 各900円

馬連流し

14

相手

8

15

2通り 各600円

3連複軸1頭流し

14

相手

2

8

15

17

18

10通り 各300円

井内利彰の見解

 京王杯SCの過去5年、1着馬から3着馬の調教タイプを表記すると、

2008年 標準坂路/標準多めトラック/標準多め坂路
2009年 標準多め坂路/標準坂路/標準多め併用
2010年 標準多めトラック主体/乗込坂路/乗込トラック
2011年 標準併用/標準少め坂路/一杯平均坂路
2012年 急仕上げ坂路/標準トラック/馬ナリ平均坂路

 調教本数の多い、調教タイプが2頭以上は馬券圏内に入っていた2010年までと違い、2011年、2012年は調教本数が標準よりも少ない、標準少め坂路、急仕上げ坂路が連対しています。

 今年も急仕上げ坂路で出走してきたのが、◎サダムパテック。6ヶ月ぶりのレースで調教欄には3本の坂路追い切りしかありませんが、栗東へ帰厩しての調整は入念。それが形となって表れたのが、最終追い切り。坂路4Fの時計はマイルCS1着時にほぼ近い形ですし、ラスト1F12.4秒は西園正都厩舎の鉄板調教。これは昨年の京王杯SC1着時と同じですし、調教内容からは連覇の可能性が十分あります。

 美浦坂路で抜群の動きを見せている○テイエムオオタカ、余力十分で栗東坂路4F52.2秒をマークした▲シャイニーホークは今が充実の時。△ダイワマッジョーレは追い切りが地味でもレースでは走るタイプ、中1週は2010年東京新聞杯1着の実績がある△レッドスパーダ、最終追いで舌を出した余裕が気になる☆オセアニアボスまで。

1.インプレスウィナー
今回:軽目併用
前回:標準多め併用

2.シャイニーホーク
今回:標準坂路
前回:標準坂路

3.トライアンフマーチ
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均坂路

4.ガルボ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

5.トウケイヘイロー
今回:標準トラック
前回:一杯平均トラック

6.パドトロワ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

7.フラガラッハ
今回:標準坂路主体
前回:標準併用

8.レッドスパーダ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準多め坂路

9.サンカルロ
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

10.レオアクティブ
今回:標準トラック
前回:軽目トラック

11.シルポート
今回:急仕上げ坂路
前回:標準坂路

12.フィフスペトル
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均トラック

13.タイキパーシヴァル
今回:標準多め併用
前回:標準坂路

14.サダムパテック
今回:急仕上げ坂路
前回:海外

15.ダイワマッジョーレ
今回:一杯平均坂路
前回:一杯平均坂路

16.シルクフォーチュン
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

17.テイエムオオタカ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準併用

18.オセアニアボス
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複フォーメーション
1着

2

3

10

2着

2

3

10

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

46通り 各100円
3連複フォーメーション
1着

2

2着

2

3

10

相手

1

2

3

4

5

7

8

9

10

12

14

15

16

17

18

25通り 各200円

三田明太の見解

 指数的には昨年の覇者で、マイルCSで「123」をマークしているサダムパテックが抜けているが、昨年と同じ休み明けでも、昨年はここで賞金加算をしないと安田記念への出走が確定しない状況だったのも事実。人気必至だけに、指数的な魅力のある3頭を狙いたい。

 本命はシャイニーホーク。前走でマイルのOP特別を勝ったばかりだが、最高指数は1400mで、前走の1800m→1600mで指数を跳ね上げたように、距離短縮時が狙いたいパターン。今回は最高指数をマークした1400mへの距離短縮だけに、実績は格下でもチャンスはある。

 トライアンフマーチは、実績的にはマイル向きだが、淀みない流れで指数を上げる持久力指向のタイプで、1600m→1400mの距離短縮は本質的に向くはず。7歳になったが、前走の指数を見ても、大きな衰えはないはず。

 昨秋の京成杯AH以降は好走がないレオアクティブだが、指数的には1600mより1400m向きで、近走は差せない馬場状態の影響が大きく、着順ほど悪い内容ではない。今開催の東京芝は例年より差しが利いているのも好材料だ。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

4

-

5

1点 2000円

馬連

4

-

9

1点 2000円

馬連

3

-

4

1点 1500円

馬連

4

-

15

1点 1000円

馬連

4

-

18

1点 1000円

馬連

5

-

9

1点 1500円

馬連

3

-

5

1点 1000円

古澤秀和の見解

4番:好仕上がり。馬場合いそう。
5番:馬っぷり良くなった。
9番:きっちり仕上がる。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

3

5

9

10

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

5

相手

1

3

9

10

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

15

相手

1

3

5

9

10

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】サダムパテックは昨年の覇者。動き軽快で条件もピタリ。前走で重賞初Vのトウケイヘイローは力量アップ顕著。スピード上位で距離短縮もプラス。ダイワマッジョーレは距離短縮で追走カギもしまいはしっかり。トライアンフマーチも地力高く争覇圏。覇気が出てきたレオアクティブも巻き返しが可能。ベテラン馬サンカルロも健在で、インプレスウィナーは舞台得意。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【極上の切れ】ダイワマッジョーレの切れが、一段と凄味を増してきた。マイル路線に転じた二走前の東京新聞杯は、最内枠からスタートし、道中はじっとインで我慢。スローの上がり勝負とはいえ、馬群を割り器用に外に持ち出し、11秒2-11秒0-11秒3(3Fは33秒5)というレースラップを0秒8上回る、メンバー中最速の32秒7の末脚を駆使して2着入線。続くダービー卿CTも、坂上一気の加速ラップで2着に猛追。マイル戦線の新星として瞬発力を研ぎ澄ませてきた。1400mに距離は替わるが、マイルでも鞍上が揺れるほど行きっぷり。56キロで二連続2着、[1100]の東京コースなら、直線一気で間に合う。トライアンフマーチ東京新聞杯を0秒1差の3着。上位2頭の決め手に屈したものの、一瞬勝ちが見えたと思えるほど手応えは抜群。7F戦ならタメを利かせて差しに転じることも可能。脚元に不安を抱えている馬だが、珍しくこの中間、目いっぱいの追い切りが消化できている。サダムパテックは、昨年の京王杯SCを1分20秒1で制した、マイルCS制覇のGIウイナー。実績は確かに一枚上だが、今回は海外遠征明けで58キロ。安田記念の前哨戦の意味合いも濃いだけに三番手にとどめた。1キロ増の56キロが微妙だが、ダービー卿の覇者トウケイヘイローは、元は東京1400mの2歳レコードホルダー。Hペースの差し比べになれば、マイルCS2着のフィフスペトル高松宮記念2着馬サンカルロの地力も侮れない。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
16シルクフォーチュン(15人気)
14サダムパテック(3人気)
15ダイワマッジョーレ(1人気)
4ガルボ(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

14

15

16

12通り 各400円

3連単BOX

4

14

15

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

14

15

17

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

14

15

17

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎シャイニーホークは「フジキセキ×サクラユタカオー」という組み合わせで、ダイタクリーヴァ(重賞5勝)の全弟、ダイタクバートラム(重賞3勝)の半弟にあたる良血。1400mは[4・3・2・2]と最も得意としており、12年以降は違う距離を使うケースが増えるなか、1400mでは2戦2勝と負けていない。このレースは過去6年間でサクラバクシンオーを持つ馬が4頭連対しているように、軽快なスピードがモノをいうレース。バクシンオーの父サクラユタカオーは本馬の母の父でもある。1月の京都金杯、2月の小倉大賞典は出遅れが酷く、また距離もベストではなかったのでいずれも8着と敗れたものの、前走は好スタートを切って差し切った。メンバーが揃ったOP特別だったが、ゲートがまともなら通用することを証明した。今回はベスト条件の1400m。G2とはいえ東京芝1400mで力を発揮できそうな馬が案外手薄な印象で、OP特別を勝ったばかりの本馬でもゲートさえまともなら勝ち負けになるだろう。渋った馬場も苦にしないはず。

厳選予想 ウマい馬券