過去30年間から、■消える馬をチェック!なお、
グレード制開始以前の重賞は、それぞれGI級・GII級・GIII級相応を対象、H6年は代替阪神、「着外」は4着以下。
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アドマイヤラクティ…2カ月以上休養馬のうち、前4走とも日本のレースを使用し、その中にGI戦3着内の好走がない馬で、斤量が前走比増加は[0-0-1-18]。この中には、H16年5人気3着
シルクフェイマス(前走GII
京都記念1着)など前走GII戦1着馬が5頭もいたが連対には至らず。
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コパノジングー…キャリア30戦以上あり前走芝の良・稍で6着以下[0-0-0-33]
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サトノシュレン…前走非重賞戦使用馬のうち、前3走内に10着以下かつ1秒以上の惨敗があった馬は[0-0-0-33]
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ジャガーメイル…連対率が5割未満の7歳以上高齢馬のうち、前走芝の良・稍重で敗退は[0-0-0-43]。この中には、H22年
エアシェイディ(前走GII
日経賞2着)など前走GII戦2・3着馬が5頭いたが馬券には至らず。
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トウカイトリック…前走体重10キロ以上増減あり5着以下は[0-0-0-15]
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トウカイパラダイス…前走GII
大阪杯で着外かつ0秒4以上敗退は、前4走内に芝のGI戦連対orGII戦1着がある馬を除き[0-0-0-20]
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トーセンラー…10戦以上3勝以下(マル地馬は中央成績のみ)かつ連対率4割未満馬のうち、前2走内に3000m以上の重賞戦連対歴がなく、斤量前走比増加は[0-0-1-31]。H3年
ホワイトストーン(13戦3勝、連対率・385、前2走GI有馬3着→GII
大阪杯1着)が斤量1キロ増で3人気支持も6着だった。
トーセンラーの連対率は・375。
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フォゲッタブル…右芝3勝以下かつ右芝着外が10回以上もある馬のうち、前走右芝のレース斤量58キロ以下で連対を外していた馬は[0-0-0-23]
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マイネルキッツ…前4走内に芝のGI戦またはGII戦で1着がなく、日本の芝2000?3200m、良・稍重で0秒8以上敗退が2回以上ある馬は[0-0-1-96]
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ムスカテール…右芝を10回以上走って連対が3回以下は[0-0-2-24]。この中には、H2年
オースミシャダイが右芝GII戦連勝中も4人気6着、H6年
マチカネタンホイザが前走GII
日経賞0秒1差3着も5人気5着など、前走右芝GII戦2・3着馬が6頭もいたが連対に至らず。
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メイショウカンパク…前3走とも3200m以下の芝、斤量58キロ以下で0秒4以上敗退は[0-0-1-60]
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ユニバーサルバンク…2走前に重賞戦連対歴がなく、前走非重賞戦で連対を外していた馬は[0-0-1-40]
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レッドカドー…前2走内に2500m以上の長距離戦1着がない7歳以上馬のうち、斤量が前走比増加は[0-0-0-38]
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レッドデイヴィス…前2走とも非重賞戦使用馬は、OP戦連勝中の好調馬や前走OP戦4馬身以上の圧勝馬を除き[0-0-0-48]
□『京都2勝以上』に注目。
過去20年、前3走ともOP以上戦を使用し、前走重賞戦で連対をはたしていた馬のうち、京都芝(H6年は阪神芝)で2勝以上馬は[4-6-5-16]
このうち、
(1)年齢…6歳以下であること
(2)敗退…前2走内に6着以下or1秒以上敗退がないこと
(3)右芝…右芝の連対率が5割以上あること
(4)ローテ…前年11月以降(6カ月以内)のレース消化数が4戦以内であること
(5)京都…京都芝(H6年は阪神芝)の連対率が6割以上あること
以上の5項目すべてをクリアしていた馬は[4-6-4-0]
今回この消去法プラスデータに当てはまるのは
デスペラード。ただし、この馬券にからんだ14頭はすべて前3走内に重賞戦、斤量57キロ以上で連対があった馬だけに、
デスペラードの課題は重賞戦での斤量克服になるが、浜中に手替わりし、ひと波乱乗ってみる手あり。