11R

関屋記念

15:45発走 / 芝1600m (左 外 A) / 天候:曇 / 馬場:稍
2回 新潟 6日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 別定 17頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
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  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

17

相手

1

2

4

7

8

9

10

11

12

14

10通り 各1000円

望田潤の見解

 道悪の関屋記念というのもあまり記憶にないが、土日はかなり降る予報で、重?不良まで悪化する可能性は高いとみて◎シルクアーネストへひねってみる。

 マイネルラクリマの半兄で、弟は道悪巧者で知られるがこの馬も芝稍重?不良は[1-2-3-1]とほとんど崩れたことがない。

 母母パイナップルスターダンディコマンドの全妹でハイペリオン5・6×5・5・6・8、ラクリマトップクリフォードクロフネサプライズナムラヒラリーなどに共通する先行しぶとい脚質と高齢まで活躍できる成長力は実にハイペリオン的だ。

 谷川岳でまだ衰えはないところを見せたし、7月から8月[3-1-0-5]と夏場は走る馬でもあるから、道悪ならば少なくとも人気ほどの差はないだろう。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

11

-

15

1点 1900円

馬連流し

11

相手

4

5

13

14

4通り 各1000円

馬連流し

6

相手

4

5

11

13

14

15

6通り 各100円

3連複軸1頭流し

6

相手

4

5

11

13

14

15

15通り 各100円

3連単1着流し
1着

11

相手

4

5

13

14

15

20通り 各100円

井内利彰の見解

 過去10年の関屋記念において、優勝馬の調教タイプに共通点があるとすれば、最終追い切りが美浦と栗東で、それぞれ3勝ずつを挙げている坂路馬場。その中でも4F時計が速い馬が好走するという傾向があり、今年も該当馬がいれば、そこから本命を選択する予定でした。

 しかし、今年は該当馬がいません。よって、重視したのは、今年の2回新潟開催の芝1600mの傾向。先週までに行われた、新馬戦を除く4レースのうち、3レースの優勝馬は最終追い切りで「ラスト1Fが最速になる加速ラップ」を踏んでいました。また、それだけではなく、近5走以内に芝レースで「メンバー最速上がりをマーク」していました。

 今年の出走馬の中で、上記の条件に該当する馬は4頭。◎マジェスティハーツは全3勝を挙げていますが、うち2勝は今回と同じ中2週。その時の調教タイプが馬ナリ平均坂路でしたから、今回の馬ナリ平均トラックはベストな調教タイプと言えるでしょう。最終追い切りの動きも、前走よりは確実に良化しており、反応の良さが目立っていました。ちなみに、15日の調教を見ると、かなり前向きになっている印象を受けたので、道中の位置取りは前走時よりも前になりそうです。

 ○エキストラエンドは最終追い切り場所が栗東芝。これは角居勝彦厩舎にはよくあることなので、気にすることはないと思います。それよりも、手応え抜群の動きで先着したことを評価したいところ。もちろん、上記の条件に該当しています。

 ▲シャイニープリンスも条件該当馬。メンバー最速上がりをマークした東風Sの調教タイプが馬ナリ平均併用だったので、今回の標準併用は評価できます。最後の該当馬が△ブレイズアトレイル。こちらは本当にこの季節が得意なようで、元気いっぱいの追い切りでした。

 △クラレントは当初、本命にする予定でしたが、最終追い切りの時計が地味になったことでこの評価。今回と同じ中2週で優勝した富士S時とは追い切り内容が違うということです。また、15日の調教後の様子を確認した際もなんとなく、元気がないように見えたので、それも評価を下げた要因です。△エクセラントカーヴ堀宣行厩舎の勝負調教に該当しており、今回の仕上げが京成杯AH1着時と同じです。

 最後に☆ティアップゴールド。前走中京記念の直線の粘りには驚きましたが、現在の状態が良いからこその結果でしょう。前走に続いて中2週での出走ですが、今回の方が長岡京S1着時の仕上げに近い状態。17日の新潟競馬場はかなりの雨量も予測できるだけに、そうなれば、前走の再現、またそれ以上の結果を期待できると思い、☆からの馬券も推奨させていただきました。

1.サトノギャラント
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

2.ミッキードリーム
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

3.ラインブラッド
今回:軽目トラック
前回:連闘

4.ブレイズアトレイル
今回:標準多め併用
前回:標準坂路主体

5.エクセラントカーヴ
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均併用

6.ティアップゴールド
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

7.ダノンシャーク
今回:標準坂路
前回:標準坂路

8.サンレイレーザー
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路

9.タガノブルグ
今回:標準少め坂路
前回:馬ナリ平均坂路

10.ショウナンアチーヴ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準併用

11.マジェスティハーツ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準併用

12.ミトラ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準坂路

13.クラレント
今回:標準多め併用
前回:標準坂路

14.シャイニープリンス
今回:標準併用
前回:標準トラック

15.エキストラエンド
今回:乗込併用
前回:標準多め坂路主体

16.レオアクティブ
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均トラック

17.シルクアーネスト
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

6

1点 5000円

馬連流し

6

相手

1

7

13

15

4通り 各1000円

馬連流し

6

相手

10

17

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 関屋記念の過去10年の決着タイムは1分31秒から32秒台。このタイムだけを見れば、ハイペースのように感じますが、終わってみれば前半4Fよりも、後半4F、特に3Fが速いスローから平均ペースであることがしばしば。特にラスト2F目の最速地点では10秒台があたりまえで、これがいかに新潟が高速馬場であるかを物語っています。

 本日土曜日は、金曜日から降る雨の影響で重馬場スタートでしたが、上位入線馬は前で立ち回った馬と、上がり3Fが最速クラスの馬のオンパレード。確かに馬場回復化(騎手が道悪を意識して仕掛けを遅らせたため)、更にその傾向に拍車をかけたこともありますが、基本的に逃げ、先行馬とトップスピードが速い馬が優勢なのが新潟であり、関屋記念です。

 よって、◎には有力馬が前走以上に脚を溜めたいタイプの馬が揃い、今回で単騎逃げが見込めるティアップゴールドを推します。前走の中京記念は、馬場が悪化したためにゴール前で外を回った差し、追い込み馬が一気に台頭したレースとなりました。そんななか前走のティアップゴールドは直線で馬場の悪い内を突いて一旦は完全に先頭。ゴール前で後続に捕まってしまいましたが、負けて強しと言える内容でした。

 確かにティアップゴールドは平成24年1月の休養明けで重馬場だった花見小路特別でPP指数の自己最高値を出しているように道悪がとても得意な馬です。適性面では、前走は馬場に恵まれたと言えるでしょう。しかし、前走は展開上、明らかに不利な流れ。今回で自分のペースで逃げられれば展開が嵌りそうです。レース前に雨が降ってくれれば、更に良いでしょう。今回は休養明け3戦目。前走から体調が上向けば、あれよ、あれよの逃げ切りというシーンも十分です。

 ○は重賞3勝で今年の京王杯スプリングCでも2着のクラレント。前走の中京記念は想定以上に馬場が悪化。1番枠を引いたことで能力を出し切れないまま惨敗となってしまいました。今回はどこを通ってもそこまで大きな差が出ない、馬場の良い新潟コースなので能力発揮に支障はないでしょう。ただ、昨秋からずっとコンスタントに使われているので、そこまで大きな上積みが見込めるかといった点が微妙と言えます。

 ▲は今回と同舞台の前々走の谷川岳Sで休養明けながら逃げて3着に粘ったシルクアーネスト。そのレースぶりは、まだこの馬は侮れない馬だなと感じさせてくれました。今回は先行勢が手薄なメンバー構成。すんなり流れに乗れれば前々走の再現という可能性も十分あるでしょう。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

11

1点 10000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

11番:デキ良い。
13番:順調。
15番:休み明けも仕上がる。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

4

9

10

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

11

相手

1

4

9

10

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

1

相手

4

9

10

11

15

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【伏兵注意】ダノンシャークはG1にこそ手が届かないも実力十分。中間の気配も上々で58kgでも。マジェスティハーツは末脚堅実。しまい生きる展開なら悲願の重賞Vのチャンス。サトノギャラントは追い切りの迫力十分でこちらも重賞Vの期は熟している。ショウナンアチーヴNHKマイルC6着以来も仕上がり上々。エキストラエンドも地力そん色なく、タガノブルグやプレイズアトレイルなども差はない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

9

10

11

12

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

11

相手

9

10

12

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

10

相手

9

11

12

13

14

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【あと100mを追って】本年の安田記念は、あのジャスタウェイも危うく音をあげそうになった、馬場差5某以上の不良馬場。4着に敗れはしたが、ダノンシャークは1000m通過・59秒1というHペースを、馬場のど真ん中から先頭を死守。GI連対馬の底力というものに年甲斐もなく感動しながら、あと100mまでの姿を追い続けて見ていた。なんて、ジャスタウェイをはじめ不良馬場の安田記念を走ったみんなが傷んだ。目に見えない反動も考えられるし、58キロが重荷と思えば、本命を避けることもできる。しかし、安田のあのシーンが、頭にこびりついて離れない。今年の関屋記念は、逃げ馬不在でたぶん単調なスローになるかもしれないが、昨秋の富士Sは、超緩ペースの上がり勝負・ラスト3F・11秒0-10秒9-11秒9というレースラップを、直線中ほどでは先頭。一昨年のドナウブルーの再現を、内田もイメージしているかもしれない。

対抗一番手はマジェスティハーツ。最後の最後にGI馬と軽量馬の差し込みを許してしまったが、内容だけなら中京記念は一番。新潟大賞典2着でコースも経験。何よりマイルは、折り合いを気にせず伸び伸び走ることができる。3歳馬ショウナンアチーヴにも単穴の資格。NHKマイルは、スローを深追い。勝ちを狙ったぶん、詰めを甘くしたが、NZTの1分33秒3は過去十年の歴代2位だった(1分33秒2で駈けた歴代1位のカレンブラックヒルは後にGI制覇)。人気的にも、今度は気楽に脚もたまるし、柴田善は急くジョッキーでもない。NHKマイルC2着のタガノブルグも、ショウナンと扱いは互角。クラレントは思い切りのいい田辺で別定替り。シャイニープリンスは、前走58キロを背負って楽勝は立派。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

7

-

15

1点 2000円

ワイド

7

-

17

1点 2000円

3連複軸1頭流し

7

相手

2

11

13

14

15

17

15通り 各400円

須田鷹雄の見解

 新潟はだいぶ雨が降りそうだが、馬場が渋ってプラスになりそうな馬が多いとは言えず、血統から類推しても△シャイニープリンスくらいしか思いつかない。ならば馬場についてはこだわらず、「安田記念組の上位人気馬強し」という傾向から◎ダノンシャークでいこう。

 前売りを見ていると1番人気とはいえけっこう人気割れしているようだが、58キロが嫌われて票が減るならトータルとしてはプラス。GIレベルでも安定して走る馬でピンかパーかのタイプではないから、この相手関係ならば上位に来ると期待するのが自然。もちろん斤量の軽い馬に決め手負けする可能性はあるが、そこは賭式を3連複メインにすることで解決すればいいだろう。

 ○エキストラエンドは雨がマイナスだが、これも前走安田記念組。▲シルクアーネストは馬場悪化がプラスに働きそうで、外枠もよい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

7

9

14

15

12通り 各400円

3連単BOX

7

9

14

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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予想印
11マジェスティハーツ(2人気)
7ダノンシャーク(1人気)
15エキストラエンド(3人気)
1サトノギャラント(6人気)
12ミトラ(5人気)
13クラレント(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

7

12

13

15

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

7

12

13

15

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎マジェスティハーツは「ハーツクライ×ボストンハーバー」という組み合わせ。母方にカポーティを持つ同産駒にはカポーティスター(日経新春杯)、ダイワズーム(スイートピーS)、ラリングクライ(4戦2勝)がおり、ストームバードを持つ同産駒にはウインバリアシオン(青葉賞日経賞)、コレクターアイテム(アルテミスS)、ステラロッサ(スプリングS-3着)がいる。ハーツクライ産駒の配合としてはハイレベルで、まだ重賞は勝っていないものの、父の産駒は晩成傾向があるためこれから本格化していくと思われる。前走の中京記念(3着)は体調ひと息ながら3着と健闘。その反動が懸念された今回、稽古の動きを見るかぎり体調は上向いており、好調時の気配と遜色ない。距離やコースに不安はなく、渋った馬場にも対応できる。重賞初制覇のチャンスだ。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

7

13

15

2着

4

7

8

11

13

14

15

相手

4

7

8

11

13

14

15

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎クラレントは、直結コースの東京マイルにて富士S(G3)と東京新聞杯(G3)を制した。その他にも、直結コースでデイリー杯2歳S(G2)やエプソムC(G3)を勝利。直結コースの重賞を4勝もしている。適性×能力ともに最上位となるが、前日オッズは4人気で配当的な妙味もある。コース適性の高さと重賞実績から本命に推奨する。

穴馬の見解:▲エキストラエンドは、直結コースの京都芝1600m外にて京都金杯(G3)を制し、マイラーズC(G2)を3着に好走。新潟芝1600mはスタート後の直線が長く、最後の直線は長くて平坦という特徴があり、同じようなコース形態の京都芝1600m外が、もっとも直結するコースとなる。京都マイル重賞を勝利したことを評価して、巻き返しを期待する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 夏の新潟前半戦のクライマックス、平坦高速馬場での伝統のマイル重賞。二年前からサマーマイルシリーズの一角に組み込まれましたが、シリーズでは唯一の別定重量戦なので、しばしばビッグネームの参戦が見られるのもこのレースの特徴です。しかしながら、ダイワメジャージャスタウェイがここを勝ち損ねているように、必ずしも実力通りの結果が出るとはかぎらない難しさがあります。

1.逃げ・先行馬が有利

 本質的にマイル戦では差し・追い込み馬が有利ですが、関屋記念は例外的なレースです。馬場状態が絶好の上に、長い直線を意識してスローペースに流れることが通例で、レース上がりがいつも速くなるので、いくら良い脚で差してくるとしても物理的な限界があります。近4年は逃げ・先行馬が4連勝中。まずチェックすべきは、各馬の先行力です。

2.中京記念とはレースの性格が正反対

 サマーマイルシリーズの第二戦ということで、必然的に中京記念からの臨戦馬が多くなります。一昨年は7頭、去年は9頭を数えました。しかしその中で、馬券に絡んだのは一昨年2着のエーシンリターンズただ一頭。出走頭数の多さを考えると、不振と言うべきです。中京記念は最終週の外伸び馬場で差し・追い込み馬有利ですから、関屋記念とはレースの傾向が正反対になります。中京記念組を狙うならば、先行してバテた馬が面白いでしょう。

3.ベテラン勢に要注意

 過去10年間で7歳馬が3勝、6歳馬も2勝しています。過去に重賞を勝ったものの、その後スランプに陥っていた馬の復活が関屋記念のひとつの恒例になっています。単純なスピードや切れ味ではなく、しぶとさやレース運びの上手さが要求されるので、長く生き残ってきたベテランの持ち味が活きるのだと思われます。

 2400路線からマイル路線への転向が成功したエキストラエンドが◎。関屋記念では中距離路線でもうひとつ伸び悩んでいた馬が開花するケースが多く、レインボーペガサスレッツゴーキリシマカンパニーなどの前例があります。エキストラエンドは55キロで京都金杯を勝って、56キロでマイラーズカップを3着。高速馬場のG3戦で56キロなら信頼して大丈夫でしょう。

 クラレントはG3で先行策なら安定しています。内が荒れた馬場で自分の形に持ち込めなかった中京記念は度外視できます。ダノンシャークはこのメンバーではマイルG1に一番近い存在で、G3なら58キロでも軽くは扱えません。サンレイレーザー谷川岳Sの勝ち馬で新潟は問題なく、重賞でもしばしば好勝負してきた実績があります。中京記念組では、早め先頭に立って見せ場たっぷりだった8歳馬・ティアップゴールドに妙味。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

4

7

8

10

13

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

15

相手

4

7

8

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

4

8

10

13

15

30通り 各100円

小林誠の見解

【前進期待】実績なら07ダノンシャークだが、本調子とはいかない様子。ならば、その能力をフルに発揮できそうな11マジェスティハーツを本命に推したい。相手は順当に15エキストラエンド、07ダノンシャークの2頭を本線に設定。以下も伏兵はかなり多く、ヒモ荒れ決着となる可能性はかなり高そうである。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

7

相手

2

4

11

12

14

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

7

相手

2

4

11

12

14

10通り 各500円

森山大地の見解

 金曜と土曜の雨に加えて、明日日曜も雨予報。重馬場や不良馬場発表以上に荒れた馬場になることは避けられない状況。こうなるとサマーマイルシリーズ第一弾、中京記念同様に重馬場の得手不得手が大きく影響。その中京記念組で重馬場が明らかにマイナスになるのがサトノギャラントクラレント。また安田記念の内容からもエキストラエンドも割り引きが必要。

 逆に、安田記念上位入線馬と中京記念上位入線馬は重馬場で割り引く必要がなく信頼に足りる。本命は実績最上位のダノンシャーク。相手筆頭には中京記念の2・3・4着馬たち。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

5

11

12

13

14

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

5

相手

11

12

13

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

11

相手

5

12

13

14

15

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

コラムでも書いたが関屋記念は上り3ハロンが勝負になるレース。ところが土曜日の馬場の様子を見ると若干重そうである。キレ勝負だけでなくなることは確かだ。さらに馬場の良い場所と悪い場所がありそうで騎手の腕も関係してくるだろう。1番人気が強い関屋記念。その◎ダノンシャークは距離最高値120を持ち、平均値も最高110。それに3走連続100超えは問題なく軸扱いできる。以下も非常に指数が接近。混戦である。

厳選予想 ウマい馬券