11R

安田記念

15:40発走 / 芝1600m (左 C) / 天候:小雨 / 馬場:不
3回 東京 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 17頭
本賞金:10000,4000,2500,1500,1000万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

10

-

17

1点 4000円

馬連流し

17

相手

8

13

2通り 各1500円

馬連流し

17

相手

3

6

7

3通り 各1000円

望田潤の見解

ワールドエースはダービーまでずっと◎を打ち続けたが、当時から母系の濃厚なハイインロー血脈を活かすにはもっと前で受ける脚質に転じていくべきだと書いてきたし、前走でそのキッカケを掴んだとなればジャスタウェイが相手でも◎を打ってみたくなるし、道悪も中距離馬の底力が活きるという意味ではプラスだろう。

ディープとロックオブジブラルタルの配合はずっとほめてきて、ミッキーアイルフィエロもずっと◎を打ってきたのでここも重い印。

追い切りがよかったカレン、香港馬グロリアス、そしてヴィクトリアで◎のホエールキャプチャを道悪で拾いたい。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

7

1点 2700円

馬連流し

7

相手

8

10

2通り 各500円

馬連流し

7

相手

3

9

13

14

4通り 各300円

馬連流し

7

相手

1

2

17

3通り 各200円

3連複フォーメーション
1着

7

2着

8

9

10

相手

1

2

3

8

9

10

13

14

17

21通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

7

2着

8

9

10

相手

1

2

3

8

9

10

13

14

17

24通り 各100円

井内利彰の見解

 いつものように、過去10年の安田記念の調教傾向を重視する予定でしたが、東京競馬場では雨が降り続いている模様。8日に雨が止んだとしても、馬場悪化は避けることができず、重馬場もしくは不良馬場でのレースになることが想定できます。過去10年のうち、稍重だった2004年が最も馬場が悪く、あとは良馬場。よって、過去10年に遡って「春開催東京芝1600m、Cコース、重馬場もしくは不良馬場」というレースを検証しました。

 クラスは不問で、上記条件に該当したのは11レース。その半数以上にあたる、6レースの優勝馬が「馬ナリ平均」系統の調教タイプでした。ちなみに、馬ナリ平均は中間の追い切りの強さがすべて馬なり。一杯に追わなくても速い追い切り時計が出るような「前向き」な馬がこの調教タイプに該当することが多くなります。

 馬場状態が悪いということは、芝が緩いということ。スピードに乗って走るためには、自ら前に進んでいく「前進気勢」が必要になる、という話は数十年前の白井寿昭調教師のインタビューでも書いたことがあります。そんな現場からの声が、数字になって表れているのが、馬ナリ平均系統の好走でしょう。

 ◎ホエールキャプチャは乗込坂路。出走メンバーの中で、適性調教タイプに該当するのは、この馬しかいません。問題は最終追い切り美浦坂路でのラスト1Fの時計。前走時に「1F12秒を切るか切らないかが、この馬にとって、好走と凡走の境目」と記しました。今回は12.1秒。0.1秒でも遅ければ、評価すべきでない、という声があるかも知れません。ただ、前走時の1F12.5秒からは0.4秒速くなっています。これは今回の方が明らかに馬の状態が良いことを示しています。

 それは主観的な部分を見ても分かります。それが「耳」。ホエールキャプチャは勝つ時、追い切り時に調子が良い時は「耳を立てる」という癖があります。前走時の追い切りでは耳が立っているシーンはVTRに映っていませんでした。しかし今回はしっかりと耳を立てています。最も速いラップを踏んだ箇所の手前で耳を立てたくらいですから、そのくらい余裕があるということでしょう。

 ○ジャスタウェイは特に評価を下げるような追い切り内容だったわけではありません。むしろ、1週前追い切りの内容も加味すれば、順当に本命を打つべき存在かも知れません。ただ、雨馬場になる今回は調教適性がホエールキャプチャに劣るという予想にしたため、対抗評価になっただけです。

 ▲ミッキーアイル安田記念に向けて、追い切り内容を強化。最終追い切りが栗東坂路で4F自己ベストを更新しましたし、追い切り本数も非常に多くなっています。これはひいらぎ賞の時の内容に似ており、当時の馬の状態がベストだと話す音無秀孝調教師ですから、今回は最高の仕上げになったと思います。

 ☆ダノンシャークは最終追い切りで栗東坂路1Fの自己ベストを更新。そのくらい、体調に関しては文句ない状態なのでしょう。ここまでは3連複フォーメーションの2頭目に評価しています。

 △カレンブラックヒルは追い切りの動きが素軽く、自ら動ける前進気勢を感じる気配。△フィエロは2週連続の併せ馬先着が評価対象。△クラレントも最終追い切り併せ馬先着は好走時追い切り内容。△グランデッツァは前走時の最終追い切りよりも内容良化。△レッドスパーダは雨馬場で美浦坂路追い切りが適性高いので評価。△ワールドエースは前走時の内容の方が良く感じますが、池江泰寿厩舎の勝負調教で押さえます。

1.グランデッツァ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

2.レッドスパーダ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

3.カレンブラックヒル
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

4.リアルインパクト
今回:標準併用
前回:標準多めトラック

5.エキストラエンド
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路主体

6.グロリアスデイズ
今回:標準トラック
前回:海外

7.ホエールキャプチャ
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

8.ミッキーアイル
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

9.ダノンシャーク
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

10.ジャスタウェイ
今回:標準多め坂路
前回:海外

11.ショウナンマイティ
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均併用

12.グランプリボス
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

13.フィエロ
今回:標準多め併用
前回:標準併用

14.クラレント
今回:標準坂路
前回:標準坂路

15.サダムパテック
今回:急仕上げ坂路
前回:一杯平均坂路

16.トーセンラー
今回:標準多め併用
前回:標準併用

17.ワールドエース
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

 山崎エリカの予想

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予想印
13フィエロ(6人気)
10ジャスタウェイ(1人気)
16トーセンラー(8人気)
8ミッキーアイル(2人気)
9ダノンシャーク(9人気)
11ショウナンマイティ(10人気)
17ワールドエース(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

10

-

13

1点 4000円

馬連

13

-

16

1点 2000円

馬連流し

13

相手

8

17

2通り 各1500円

馬連流し

13

相手

9

11

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 土曜日の東京は全レースともラスト1F失速ラップで、芝1400mの国分寺特別の前半2F目の最速ラップでも11秒3とかなり時計が掛かっていました。それに加えて日曜日も午前までは雨予報となると馬場回復は絶望的です。東京芝1600mを予想するというよりは、昨夏の極悪馬場の函館をイメージして、予想を組み立てたほうが良いかもしれません。

 極悪馬場=オーバーペースの消耗戦ですから、よほどスタミナがある馬でなければ4コーナーまでに早々と失速します。当然、自分からもある程度動ける、差し、追い込み馬が有利です。ハッキリ言ってジャスタウェイに「勝って下さい」と言わんばかりの馬場状態ですが、前走ドバイDFであれだけのパフォーマンスを発揮した後では万全の状態では挑めないはずです。

 よって、◎には道悪の消耗戦となった前々走の六甲Sを勝利したフィエロを抜擢します。六甲Sはこれまでのように後方からの競馬になりましたが、大外からポジションを押し上げながら終いまでしっかりと粘っての勝利でした。さすがにあそこまで強烈なパフォーマンスを見せると疲れが残ってマイラーズCでは凡退するのではないかと推測していたのですが堂々の2着。ここにきての上昇力は凄まじいものがあります。大本命馬のジャスタウェイが万全とはいかないのならば、フィエロの順調さと上昇力を生かして逆転の可能性に期待したくなるところです。

 ○は今年のドバイDFを圧勝して現在、世界最強馬と評価されているジャスタウェイ。普通に力を出せれば当然、今回のメンバーなら勝つでしょう。しかし、かつてドバイで能力を出し切ったアドマイヤムーンは次走の香港で思わぬ敗戦を喫しました。ブエナビスタドバイシーマクラシックで2着した後の帰国初戦となったヴィクトリアマイルでは、馬がかなり縮んだ感じとなり、薄氷の勝利だったものです。今回のジャスタウェイは前記2頭よりも立て直せる期間が長かったので、疲れは前記2頭よりも少ない可能性が高いです。終わってみればあっさりの勝利かもしれませんが、今回は対抗評価にしておきます。

 ▲は昨年のマイルCSの勝ち馬トーセンラー。明日も東京は午前までは雨の予報。土曜日もそうでしたが、やはり馬場の良いところを通りやすい外枠の馬のほうが有利です。もしもジャスタウェイが能力を出し切れず、レースの決着ハードルが下がるようならば、近走の安定感が高いPP指数能力値2位にあたるこの馬は当然ノーマークには出来ないでしょう。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

17

1点 1500円

馬連

8

-

10

1点 1500円

馬連

3

-

10

1点 1000円

馬連流し

17

相手

8

10

2通り 各2000円

馬連流し

17

相手

4

7

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

8番:状態キープ。
10番:トモの厚み増した。
17番:素晴らしい張り。これならチャンスある。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

5

7

8

9

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

16

相手

5

7

8

9

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

8

相手

5

7

9

16

17

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】ジャスタウェイは遠征帰りも活気十分。乗り替わりの不運もあるが実力上位明らかで中心視。トーセンラーは前哨戦回避を感じさせない力強い動き。距離適性高くマイルG1連覇も可能。ミッキーアイルは古馬と初対戦もマイペースなら粘り込みも。ダノンシャークはG1では若干足りないもベスト条件で見直し。蘇ったワールドエースに、エキストラエンドホーエルキャプチャにも注意したい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

7

9

13

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

17

相手

1

7

9

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

16

相手

1

7

9

13

17

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【総合力で圧倒】ジャスタウェイの快進撃は続く。ターニングポイントとなったのは4歳秋。ジェンティルドンナ以下を瞬時に0秒7差と置き去りにした天皇賞・秋を起点に、中山記念は内一気に0秒6差。ドバイ・デューティフリーの5馬身差圧勝・レコ勝ちで、父ハーツクライ同様、ドバイの地で世界を瞠目させ、同産駒の成長力の在り処も誇示。海外遠征明けの一戦となるが、一週前の栗東坂路・52秒1―38秒0―11秒9で、体調と脚力の在り処を存分に披露。実力勝負の東京マイルは、中距離型のウオッカダイワメジャーの戦績が示す通り、総合力なくしては勝ちきれない。馬場が渋れば、底力がよりモノを言う。

逆転の切り札はワールドエース皐月賞2着、ダービー4着から1年8か月。白富士Sで久々に実馬を見させてもらったが、なるほどダービー1番人気。器、箱の違いとは、こういうものなのか――陶然とした思いに駆られたが、白富士Sはさすがに長欠明け。慎重に構えたぶん4着に敗れたものの、叩き前進は当然。マイラー転身も方向性とすればたぶん正解だろうとは思っていたが、次走のマイラーズCは1000m通過が57秒8―1400m通過・1分20秒1というミドルラップを、前の馬に乗りかけんばかりの勢い。年明けからの京都開催一番の高速馬場とはいえ、ラスト3Fのレースラップは11秒4―10秒9―11秒3(3Fは33秒6)。対するエースの上がりは33秒2。推定10秒台のラップを2F連続でたたき出している。

割って入ればトーセンラー。4歳春の3200m・天皇賞2着から、切れ味をいかすべく、秋はマイルチャンピオンシップへと大胆に舵を切ってきたが、外一気で既成勢力を圧倒。マイル路線の新たな道を自身の脚で踏みならしてきた。二走前の京都記念の敗因は、スローに加え58キロ。京王杯SCは挫石で回避するなど、小さなアクシデントはあったが、翌週からすぐ乗り込みを再開。3歳春のクラシック時の430台から、470キロ台へと馬体も充実。その数字通り、重量感あふれるフットワークは若駒時代とは別馬。東京の坂・左回りという課題も、今なら苦にならないとみた。

レコ勝ちの反動だけは、なんともいえないが、グランデッツァにも単の資格。スプリングS完勝は遂げたものの、道悪を走り抜いた反動もあったのだろう。1番人気に推された皐月賞は5着、ダービーは10着に敗れ1年8か月もの長期休養を余儀なくされ、脚にソフトなダートを使い慎重に体調を探りもしたが、都大路は1分43秒9の日本レコードで5馬身差の独走。父アグネスタキオンの、最大最後の後継者と目ざれた大器が復活の狼煙。

マイラーズC2着のフィエロは、前回先着を許したワールドエースを目標に馬を動かしていけば、自ずと岩田にもチャンスの芽が出てくる。ホエールキャプチャも、今回はチャレンジャー。早めロングスパートで勝機をうかがいに出る。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
10ジャスタウェイ(1人気)
16トーセンラー(8人気)
17ワールドエース(3人気)
11ショウナンマイティ(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

10

11

16

17

12通り 各400円

3連単BOX

10

11

16

17

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

3

8

11

13

17

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

10

相手

3

8

11

13

17

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ジャスタウェイは「ハーツクライ×ワイルドアゲイン」という組み合わせ。ヌーヴォレコルトオークス)、ワンアンドオンリー(ダービー)がクラシックを連勝して意気上がるハーツクライ産駒で、母方に硬めのアメリカ血統を入れる、という同産駒の成功パターンに合致した配合馬。母の父ワイルドアゲインはブリーダーズCクラシック(米G1・ダ10f)を、2代母シャロンはCCAオークス(米G1・ダ10f)を勝った。

 3月にドバイデューティーフリーを6・1/4馬身差で圧勝し、現在、ワールドサラブレッドランキングで世界最高レートとなる130ポンドを獲得している。この数値は、ゴーストザッパー(米年度代表馬)、ハリケーンラン(カルティエ賞年度代表馬)、カーリン(米年度代表馬)などに並ぶ優秀なもの。過去の日本馬との比較では、インターナショナルクラシフィケーション時代に134ポンドを獲得したエルコンドルパサー(99年)が最高で、ジャスタウェイはそれに次ぐ数字となる。129ポンドオルフェーヴル(13年)、128ポンドロードカナロア(13年)、127ポンドディープインパクト(06年)を上回っているのだから凄い。稍重という馬場発表以上にコンディションが悪かった中山記念を楽勝しているように、道悪になっても心配がないタイプで、馬場が渋ればスタミナを要するので1800-2000mベストのこの馬にとって有利になる。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

4

7

9

2着

2

3

4

7

9

10

14

相手

2

3

4

7

9

10

14

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎リアルインパクトは3歳にして安田記念(G1)を制し、東京芝1600mを得意にしている。4歳以降は長らく不振だったが、昨秋の富士S(G3)を9人気2着に激走。この復活のキッカケとなったレースも東京マイル重賞であり、コース適性の高さがわかる。その後、阪神芝1400mの阪神カップ(G2)を勝ち、直結コースの重賞を制した。近2走は距離の合わない芝1200mで惨敗も仕方なく、得意コースに替わることで大駆けを警戒する。

穴馬の見解:○ダノンシャークは、昨年の安田記念(G1)を12人気3着に激走。人気薄の大駆けは「適性の高さ」の証明で、その2走後に同コースの富士S(G3)を制した。前年のマイルCS(G1)で1人気に支持された馬が、今回は人気を急落させて配当妙味がある。マイルCSは京都巧者に敗れたが、舞台が東京に替わって逆転を狙える。前走は東京新聞杯を回避した影響と距離が合わず凡走したが、得意条件での巻き返しを警戒する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
10ジャスタウェイ(1人気)
16トーセンラー(8人気)
13フィエロ(6人気)
8ミッキーアイル(2人気)
3カレンブラックヒル(5人気)
4リアルインパクト(14人気)
14クラレント(11人気)

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今春の東京競馬は天候に恵まれていて、馬場状態が良好のまま後半開催を迎えました。このままならば安田記念は1分32秒そこそこ、あるいは1分31秒台の決着が予想されます。

 さらにくわえて、今年の安田記念は豪華メンバー、それも先行で実績を残してきた馬が集まりました。好位からの競馬を身につけたジャスタウェイの目標となりそうなのは、3歳マイル王ミッキーアイル、復活した天才マイラー・カレンブラックヒル、8歳にして衰えを見せぬレッドスパーダワールドエースクラレントグランデッツァも前走で早めの競馬で結果を残しました。高速馬場に好調の先行馬が揃って、マイルG1にふさわしく締まった流れの激しいレースが期待できます。

 中心は、ドバイデューティフリーで世界の頂点に上り詰めたジャスタウェイジェンティルドンナを4馬身千切り捨てた昨秋の天皇賞が示すとおり、速い流れを追走して長く脚を使えることが最大の長所です。最近は1800以上ばかりを使われていて久々のマイル戦が不安にも感じられますが、今回はスローは考えにくいメンバー構成なので、この馬におあつらえ向きの展開になりそう。世界を制した力量を存分に見せつけてくれるでしょう。

 本質的にマイル戦は差し有利の条件です。ジャスタウェイが先行勢を飲み込む展開を想定すれば、相手候補としては差し馬を重く見たいところ。トーセンラーは昨秋のマイルCSの勝ち馬。挫石の影響で京王杯スプリングカップを回避したのは誤算でしたが、一週前追い切りでは絶好の動きを見せており、アクシデントの影響はなさそうです。フィエロは前残りの馬場でマイラーズカップを取りこぼしましたが、能力はトップクラスでも引けをとらないところを示しました。安田記念としては登録馬が少なくなったため、出走が可能になった幸運を初のG1挑戦で活かしたいところです。

 ミッキーアイルは前走より3キロ減の54キロで出走できるのは好材料です。初の古馬挑戦でも自分の競馬は貫けそうですし、時計勝負も大歓迎。カレンブラックヒルの前走は中山の内枠で器用さを活かした内容。完全復活とまではいきませんが、元値が高い馬ですし、重い斤量を背負い慣れている点も強調材料になります。リアルインパクトはここに来て復活の兆しを見せています。忙しい短距離戦から得意のマイル戦に戻る今回は一変の可能性があり、要注意の一頭です。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

2

3

5

7

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

1

相手

2

3

5

7

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

2

相手

1

3

5

7

9

30通り 各100円

小林誠の見解

【波乱期待】絶対に止まると思って見ていたのだが、最後まで見事に粘り切ったNHKマイルCでの08ミッキーアイル。今回は古馬が相手となるが、斤量差と枠番、そして大量の水分を含んだ重い馬場と、ポジティブな材料も多い一戦。調教での動きもよく、ここは非常に楽しみな一戦となった。相手は01グランデッツァ、02レッドスパーダと、内枠から前に行ける馬を重視。例年とはまったく異なる結果になると見て、内枠&先行馬をひたすら買う方向で攻めてみたい。

 小原靖博の予想

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予想印
10ジャスタウェイ(1人気)
13フィエロ(6人気)
17ワールドエース(3人気)
1グランデッツァ(4人気)
8ミッキーアイル(2人気)
14クラレント(11人気)
16トーセンラー(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流し
1着

10

相手

1

8

13

14

16

17

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

10

相手

1

8

13

14

16

17

30通り 各100円

小原靖博の見解

 ジャスタウェイはしばらく勝てない時期が続いたが、昨秋の天皇賞でジェンティルンナを撃破して覚醒し、中山記念、ドバイデューティフリーも圧勝。マイル路線なら力は抜けている。今回は海外遠征帰りなので状態が一番のポイントになるが、幸い、順調に調整されていい状態で出走できそう。乗り替わりも心配なく、4連勝を期待。

 相手は、マイラーズC組が有力。フィエロは坂の下りで掛かったことを考えると2着でも上出来。まだ良くなる余地もある。ワールドエースはできればもう少し内枠が欲しかっただろうが、前走で完全復活した感。反動さえなければここでも上位争い。

 他では、グランデッツァミッキーアイルクラレントトーセンラーに注意。

 森山大地の予想

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予想印
10ジャスタウェイ(1人気)
3カレンブラックヒル(5人気)
1グランデッツァ(4人気)
13フィエロ(6人気)
16トーセンラー(8人気)
17ワールドエース(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

10

相手

1

3

13

16

17

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

10

相手

1

3

13

16

17

10通り 各500円

森山大地の見解

良馬場なら迷うことなくジャスタウェイが本命。が、金曜日からの雨で重馬場、もしくは不良馬場で行われそうな安田記念

先週のダービーがそうだったように、Cコースに替わっても基本的には先行勢、もしくは内目を通った馬の方が有利な傾向。これに馬場悪化で後続勢が脚を使えない状況、例えば昨年の函館のように前に行った馬しか出番がないというような馬場になるのか、もしくは内目が荒れて外を通った方が有利になるのか、ここが予想の大きなポイントになりそう。

本命は馬場悪化でもジャスタウェイ。本格化した今なら過去で挙げればタイキシャトル級ではないか。1998年の安田記念。不良馬場を物ともせず大外から突き抜けたタイキシャトルのように強い馬には展開も馬場も不問。そういったパフォーマンスを期待したい。

相手には内枠有利と読んでカレンブラックヒルグランデッツァの平田厩舎2騎。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

3

6

7

9

14

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

14

相手

3

6

7

9

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

17

相手

3

6

7

9

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

ドバイでの数値は出ないが、あればおそらく120超え。平均値からも◎ジャスタウェイの軸は揺るぎない。対抗には前走114組から○クラレントを抜擢。レッドスパーダのほうが数値は上だが、重馬場がいかにも適さないタイプだけに今回は見送り。以下△ホエールキャプチャダノンシャークなどの人気薄もマークする必要あり。無印となるのは指数の突出がないミッキーアイル。展開としては有利に運べそうなのはわかるが、どうも数値として推す材料が乏しいのだ。

厳選予想 ウマい馬券