【先手必勝】ポンと先手を奪えば、
ペイシャネガノの逃げ切りV。前走は開催きっての高速ダート。単騎先頭がハマったにせよ、レコードに0秒4差の1分21秒9という記録には、ちょっとびっくり。あのリズムと感触が、デムーロの頭の中に、しっかりと刻み込まれていることでしょう。直前は軽めだが、一週前の坂路では上り11秒9を計測、息も整った。
対抗は
メイショウミライ。
武豊とのコンビで、6月の小金井特別を1分22秒9、外房Sは良馬場・1分9秒9で2着した実力馬。中山、京都1200mでは少し苦戦しているが、東京ならリズムも違うか。強敵が次々と除外、相手関係にも恵まれた。
サザンヴィグラスは、
アクアラインS2着、初春Sは0秒2差。57キロの定量戦になるが、メンバーはぐっと楽になった。一発長打狙いなら
ゴールドラグーン。ローカルの1700ダートは、中央場所の1400ダートと求められるスピードやスタミナがシンクロしている。小倉・1分43秒8という好タイム歴を、東京7Fに活かせないもんか。
久々になるが、
コウエイアンカは当該コースを前走1分23秒3、時計は足りる。大胆な距離短縮、鞍上ルメールで
ロードグラディオのホームラン。オキザリス賞までさかのぼることになるが、
ナンヨーイザヨイも東京7Fに3着歴あり。