※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
ドバイ国際競走への
ステップレースとしての役割もあり、また17年からGIに格上げされた
大阪杯の前哨戦にも位置づけられる中距離戦。GIを目指す有力馬の始動戦としてメンバーが揃うことが多いが、メイチでない馬が多いことや非根幹距離であることなどが相まって中々順当には決まらない。
1.若い馬が中心
過去10年で、4歳馬は[4-5-3-22]で複勝率35.3%、5歳馬は[5-1-5-17]で複勝率39.3%と優秀なのに対し、6歳馬は[1-3-2-25]で複勝率19.4%、7歳以上の馬は[0-1-0-19]で複勝率5.0%。
2.決め手勝負は分が悪い
過去10年間でこのレースを差して制したのはただ1頭、13年の
トーセンラーのみ。残りの9頭は4コーナー4番手以内で競馬をしていた。18年の
レイデオロや17年の
マカヒキ、16年の
レーヴミストラル、15年の
ハープスターのように、鋭い決め手を武器に実績を残して来たタイプは苦戦を強いられている。
3.
ディープインパクト産駒の人気馬は苦戦
過去10年で
ディープインパクト産駒の成績は[1-5-3-11]。13年には6番人気の
トーセンラーが勝利して、17年は5番人気の
スマートレイアーが2着しているが、1番人気に支持された
マカヒキ、
ハープスター、
ジェンティルドンナは連を外しており、人気馬は信頼しにくい。
ステイフーリッシュは前走の
AJCCで
ブラストワンピースの2着。早め先頭に立つ正攻法の競馬で前々走10着からきっちり巻き返した。今回の京都2200mは、一昨年に
京都新聞杯を制し昨年の本レースでも2着した絶好の条件。そろそろ重賞2勝目といきたいところだ。
クラージュゲリエは昨年心身ともに幼さが残っていて、素質だけで走っていたようなもの。休み明けでいきなりどうかも、成長した走りができればいきなり善戦以上も可能。舞台設定も合っている。
アメリカズカップは京都の非根幹距離がベスト条件だろう。休み明けでいきなりどうかも、少頭数の今回なら一発ある。
クロノジェネシスは前走掛かっていたように、本質的には2000m以下に適性がある馬だろう。これから使っていくことで更に距離適性が短くなっていく気もするが、休み明け初戦なら許容範囲か。以下、休み明けは割引も条件合う
ドレッドノータス、A.シュタルケ騎手と非常に手が合いそうな
ノーブルマーズ。