【伏兵注意】ブルメンダールは前走5着も力んで伸び欠いたもの。素質上位明らかで中間も素軽さ目立ちスムーズなら勝ち切れる。カバーガールは千四に移った前走を快勝し中1週も気配上々で昇級でも。前走2着好走のアビッグチアも好調維持し距離短縮でさらに。グアドループも前走が目処立つ内容で前進も。スラップショットは芝でもやれそうで、スペシャルトークやトゥーパンクスなどにも注意したい。

【折り合ってスパリ】ブルメンダールは、現状7Fがベスト。母ブルーメンブラットはマイルCSを制したGIマイラー。モーリス産駒の本馬も、高い資質だけで中山のマイルを新馬勝ちしたが、前走はルメールJを以てしても折り合いに汲々。1400mならマイルより流れは1秒近く速い。二走前の1分22秒0は、今の高速馬場の東京と比べると一見平凡に映るが、古馬3勝クラスと0秒3差。レベルはそう高くはないにせよ、同じ開催の京王杯2歳Sの決着タイムは1分21秒8だった。

　第一本線はカバーガール。こちらもマイルだと掛かってフラフラ。競馬が雑になるが、7Fなら全集中。前走はわき目もふらず、後続を0秒5差ほど突き放す楽勝だった。ローテはタイトだが、身体は傷んでいない。

　アビッグチアの前走は、スローの上がり勝負とはいえ、中山の急坂をラスト3Fは11秒8-11秒3-11秒6。9Fでタメ逃げも打てるが、7Fにも対応。一転中団差しに転じる可能性も考えられる。グアドループは、最速の上がりで前走1分20秒9を計測。ただ、微妙に終いはジリジリ。本質はパワー型、ダート馬かもしれない。トゥーパンクスは、父は英仏4勝、モーリスドギース賞を勝った快速馬。芝でも十分楽しめる血統構成だが、今回に限って仕上げが微妙かも。馬体が490キロ近くに増えていればペイシャフェスタの大駆けがあるかもしれない。

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【伏兵注意】14ブルメンダールは今回も好位差しが狙えそうで、休み明け2戦目の上積みにも期待。13グアドループは前走内容が上々で、再度の芝短距離ならコース替わりでも前進十分。5カバーガールは昇級戦でも相手なりに走れそうで3番手にマーク。8オリアメンディは底力に欠けるが徐々に上昇の感があり連下に押さえる。12アビッグチアは距離短縮がどうかだが、再度の先手主張なら残り目も。

3歳1勝クラスの芝1400m戦。芝の1勝クラスながら前走ダートからも7頭参戦。まあダートからの前走芝で96まで伸びている☆グアドループなどもいるので思わぬ穴馬台頭もありそうな一戦。ここも同距離コースは88で筆頭◎ブルメンダール。相手に平均値トップ○カバーガール。コース値92▲アビッグチアなどが良い。△の食い込み候補の絞りは困難。

自己条件なら能力で勝る12アビッグチアが優勢。主導権を奪って逃げ切りは濃厚。次位は5カバーガールで自在な脚があり格上げでも通用する。