【刮目して見よ】
サーマルウインドの上昇度には仰天。3歳春はニュージーランドT8着で幕を閉じたが、秋になり古馬初対決となった
鷹巣山特別を1分32秒8で僅差2着に食い込んだ。
鷹巣山特別の勝者はその後OPの
洛陽Sを勝ち、本馬も続戦の中山マイルを順当に勝ち上がった。1分34秒0というタイムは一見平凡ながら、1000mを56秒3という猛ラップで飛ばす逃げ馬がいて後続は目を白黒。
ただ最後までしっかりリズムを保ち粘りのある勝ち星には感心。前走の春興Sは不良馬場適性の高さも確かにあったが、乱暴とも思えるほど思うままに勝手に走り有無を言わせぬ大楽勝。次走はどんな組み合わせでも大きな印を打とうと決めていた。なんて、7F短縮とは(笑)。ただ、前記した
鷹巣山特別は7Fを好位で1分20秒8で通過。心変わりと弱気はよそう。
第一本線は
ビューティフルデイ。当コースに1分20秒0という今回の印の材料となる良質な勝ち鞍があり、安土城S3着は決してフロックではない。
安土城S小差4着の
テンハッピーローズも当コースは[1-1-0-1]、上位争い必至。
54キロは少し見込まれたような気がするが、3歳馬
オールパルフェの速力――7F短縮はプラスに働くかもしれない。
レイモンドバローズ、
カイザーミノルが、ちょっとばかり不気味。