仁川Sは
2018年からハンデ戦に、19年からリステッドにと条件は変わったが、過去10年すべて阪神ダート2000mで実施されている。
オープン特別時代から前走で重賞を使っていた馬が強いというわけではなく、過去10年の前走JRA重賞組が複勝率18.5%、地方側のダート
グレードを使ってきた馬が22.2%なのに対してオープン特別組が25.3%。さらにいまはハンデ戦として行われているわけなので、格や能力の絶対値というよりはコース適性や近況の良さを重視したい。ただ、ハンデ戦になったからといって無理な穴狙いは禁物。
2018年以降全馬均等買いした場合の回収率は単44%・複56%と低い。また、56キロ以上を背負った馬が[3-5-3-16]なのに対して54-55キロは[2-0-1-30]。それ未満は[0-0-1-17]とハンデの恩恵で激走することは少ない。オープン特別からリステッドレベルでの好走歴はあったほうがよい。
基礎重量の増加を考えると今年からは57か58の馬を重視する必要があり、その上でコース好走歴もあるとなると◎
メイショウフンジン。前々走このコースで走ったときは4着だったが、当時はかなり極端な差し決着の中を道中2番手からよく残っていた。