11R

ヴィクトリアマイル

15:40発走 / 芝1600m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 8日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際) 牝(指) 定量 18頭
本賞金:9000,3600,2300,1400,900万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

8

-

9

1点 4000円

馬連

4

-

9

1点 3000円

馬連流し

9

相手

1

3

15

3通り 各1000円

望田潤の見解

 ホエールキャプチャブラッシンググルーム的なしなやかなフォームが大好きで、3歳時は三冠全部で◎を打ってしまったほどだ。

 ムチムチバディ桜花賞を差し切り、古馬になってからはバークレアのニアリークロスの重厚さが発現して渋い中距離型へと化していったマルセリーナ。母からサーアイヴァーとリヴァーマンを受け、雨のオークスでナスキロ柔さを完全燃焼させたエリンコート。JFで骨折して3歳春は棒に振ったものの、ジャングルポケット譲りのハイペリオンを秋華賞で完全開花させたアヴェンチュラ。ライバルたちはみんな引退してしまったが、ホエールキャプチャは母母のナシュワン×リマンドの重厚なスタミナの血がますます発現してきて、57キロを背負って東京新聞杯を実にふてぶてしく勝ち、6歳の今が全盛期で完熟期ではないかという充実ぶりで、二度目のタイトル奪取に挑んでくる。

 テイエムオペラオーをほうふつさせるようなあのしなやかさは少し薄れてきたが、そのぶん重厚で頑強でふてぶてしいオバチャンになったホエールキャプチャが、4歳馬が強いヴィクトリアマイルをふてぶてしく勝つだろう…という結論でいきたい。

 井内利彰の予想

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予想印
1ストレイトガール(6人気)
18ウリウリ(5人気)
8スマートレイアー(1人気)
14ヴィルシーナ(11人気)
7レイカーラ(17人気)
10キャトルフィーユ(13人気)
16ローブティサージュ(15人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

1

1点 1000円

複勝

1

1点 4000円

3連複フォーメーション
1着

1

18

2着

1

7

8

10

14

16

18

相手

1

7

8

10

14

16

18

25通り 各200円

井内利彰の見解

 ヴィクトリアマイルの調教適性で最も顕著に出る傾向が「トラック調教の不振」。人気上位に支持されたカワカミプリンセスを筆頭に、過去8回で連対すらないという状態は、このレースに全く調教適性がないと判断してよいと思います。人気馬がトラック調教であれば、真っ先に消したかったのですが、今年の出走馬にはトラック調教がいません。この時点で調教適性を重視した予想は難しく感じました。

 昨年のこのレース、12番人気で2着になったホエールキャプチャ。全く人気がなかった理由は2012年にヴィクトリアMを優勝して以降、二桁着順が続いていたから。しかし、調教内容は2012年同様、田中清隆厩舎の勝負調教に該当していました。

 好走時と同じ調教をしていれば、良い結果を期待できる。これは私の調教の基本的な考え方ですが、それが結果に繋がるレースがヴィクトリアマイルではないかと考えました。今年も好メンバーの揃ったレースですが、調教パターンを崩さずに結果を出し続けている馬、調教パターンが崩れて不調に入った馬。各馬、それぞれだと思います。

 ◎ストレイトガールは函館競馬場で結果を出し続け、栗東滞在から競馬場輸送という条件になった尾張Sが一番の鍵となるレースでした。しかし結果は圧勝。精神的に落ち着きが出た今の状態が、輸送競馬でも馬体を減らすことなく、結果を残せる要因になっています。その尾張S以降のレース、そして今回の追い切り内容はすべて同じ。いつもと変わらない調教が出来たのですから、状態に関しては文句ありません。

 状態は良くても、距離はどうなの?というのが、皆さんの疑問でしょう。私の距離適性に対する考え方は「気性」に重きを置きます。スピードのコントロールが自由自在に利くタイプであれば、1200mから1600mは守備範囲だと考えています。いわゆる、折り合いですよね。これがつけば、札幌芝1500mで2着したことがある馬に芝1600mが長いということはないと考えています。

 ○ウリウリは飼葉食いの悪かった3歳春に比べて、秋以降は食いが安定したこともあり、強い調教を課しても、馬体が減らない、芯の強い馬になりました。よって、近3走はすべて同じ調教パターン。問題は初めてとなる、東京競馬場への輸送ですが、近場の輸送では、全く無駄なしぐさを見せない馬だとのことですから、問題ないと思います。器用なレースぶりから、内枠に入れば、こちらを◎にするつもりでしたが、さすがに18番枠は応えます。

 ▲スマートレイアーは1週前、もしくはレース週のどちらかにCコースで追い切ったというのが、近走好走パターン。今回のように2週続けて坂路追いは決して歓迎ではありません。ただ、このパターンで東京芝1800mの500万下を勝っている点、大久保龍志厩舎の勝負調教に該当した点を考慮しての評価です。

 △の最上位評価はレイカーラ。前走は少し攻め内容を強くして凡走。今回はターコイズS時のように、超軽い追い切り内容に変更。好走時の調教に戻した今回は絶好の狙い目。△キャトルフィーユは角居勝彦厩舎3頭出しの中で、最も好走時の調教パターンを維持しています。△ローブティサージュはこの中間の馬体の良さが目立っており、以前の輝きを取り戻した印象。

 ☆ヴィルシーナは昨年1着時の追い切りパターンとは少し違うものの、好走時の追い切りである、2週連続の併せ馬先着に該当。やっぱり押さえておくべきでしょう。

1.ストレイトガール
今回:標準併用
前回:標準多め坂路主体

2.クロフネサプライズ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

3.デニムアンドルビー
今回:馬ナリ平均併用
前回:海外

4.メイショウマンボ
今回:標準多め併用
前回:標準併用

5.プリンセスメモリー
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

6.ラキシス
今回:標準多め坂路主体
前回:乗込併用

7.レイカーラ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準併用

8.スマートレイアー
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

9.ホエールキャプチャ
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

10.キャトルフィーユ
今回:乗込坂路主体
前回:標準多め併用

11.エバーブロッサム
今回:標準併用
前回:標準併用

12.ゴールデンナンバー
今回:軽目トラック主体
前回:標準トラック主体

13.ケイアイエレガント
今回:乗込坂路
前回:標準多め坂路

14.ヴィルシーナ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準併用

15.エクセラントカーヴ
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均併用

16.ローブティサージュ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

17.フーラブライド
今回:標準併用
前回:標準併用

18.ウリウリ
今回:乗込併用
前回:馬ナリ平均坂路

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

8

相手

2

11

17

3通り 各2000円

馬連流し

8

相手

1

3

4

15

4通り 各1000円

山崎エリカの見解

 ハイレベルと言われてきた4歳世代代表のメイショウマンボデニムアンドルビーが前走で敗れて、今年のヴィクトリアマイルは大混戦の様相を呈してきました。一昨年の牝馬3冠ジェンティルドンナは別格として、4歳世代はPP指数上でも今年の5歳、6歳世代よりも総体的にレベルは上。この世代が能力を出し切れれば、当然、勝ち負けになりますが、果たして今回で能力を出しきれるのかが予想する上での最大のテーマとなります。

 しかし、No.1予想の『今週の見どころ』でも綴ったように、メイショウマンボデニムアンドルビーには一長一短あります。特にメイショウマンボの負け方はこのままスランプに陥っても不思議ではない負け方でした。よって、◎にはメイショウマンボデニムアンドルビーと同世代のライバルスマートレイアーを推します。

 スマートレイアーは、デビュー戦となった未勝利戦では既出走馬たちに混じって勝利し、デビュー2戦目となった500万下戦では好位から驚きの上がり3F32秒台の脚で勝利。3歳春のデビューからの2戦で多くの競馬ファンから強いと認識されていました。その後は過剰人気気味の馬となりましたが、着実な成長を見せています。

 前々走の大阪城Sでは直線で一気に伸びて古馬牡馬に混じって快勝を決めると、前走の阪神牝馬Sではスタートで大きく出遅れながら差しきってしまうという能力の違いを見せつける内容で勝利しました。前走は出遅れたために全能力を出し切ることができませんでした。よって、今回に向けてお釣りを残した形となったことも好感が持てます。

 鞍上が先週のNHKマイルCサトノルパンのように、早仕掛けをすると末脚不発の可能性もありますが、武豊騎手がこれまでのように乗ってくれれば、東京の長い直線でその末脚が炸裂する可能性が高いでしょう。スマートレイアーサトノルパンほど行きたがる折り合い難の馬ではないので、その辺りにも期待します。

 ○はずっとダート路線を走ってきた馬ですが、昨秋から芝に路線転向すると500万下、1000万下、愛知杯と3連勝したフーラブライド。その後は牡馬に混じっての日経新春杯で3着。そして前走の中山牝馬Sを勝利と芝での上昇度は凄まじいものがあり、芝では全く底を見せていません。

 今回はこの馬にとっては距離が短い感が強くなる芝のマイル戦。よって、道中は後方に置かれる可能性が高くなります。しかし、G1ならではの速いペースでレースが流れれば、最後までバテない末脚が生きる可能性は十分あります。

 ▲は昨春のクラシック戦線ではフラワーC2着、フローラS2着、オークス2着と抜群の安定感で好成績を残してきたエバーブロッサム。昨春の時点ではメイショウマンボデニムアンドルビーと比較しても全く能力は見劣りしませんでした。ところが昨秋のローズSで大敗してからは3戦続けて大敗しています。

 このような安定感抜群のタイプが一旦スランプに落込んでから鮮やかな復活をするというストーリーは、昨年のヴィクトリアマイルで人気薄での2着激走を決めたホエールキャプチャの復活劇を思い出させます。昨年のホエールキャプチャは休養明けの阪神牝馬Sで出遅れて力を出し切らず大敗、そこから2戦目のヴィクトリアマイルで一気に復活しました。今回のエバーブロッサムは類似点が多いので怖いです。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

8

-

14

1点 1500円

馬連

2

-

9

1点 1500円

馬連

9

-

14

1点 1000円

馬連流し

8

相手

2

9

2通り 各2000円

馬連流し

8

相手

4

16

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

2番:トモに丸み出た。
8番:万全のデキ。
9番:デキ良い。
14番:馬体は良い。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

3

6

8

9

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

8

相手

3

6

9

17

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

3

6

8

17

18

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】昨年GI3勝のメイショウマンボは前走大阪杯こそ伸び欠き7着も叩かれ良化タイプで心身ともに良化。地力の高さでVを決める。スマートレイヤーは力量アップ顕著。距離適性ならむしろこちらが上か。ホエールキャプチャはコース相性抜群で休み明けも仕上がり上々。遠征帰りも活気十分のデニムアンドルビーも争覇圏。ウリウリもチャンスありラキシスフーラブライドなども差はない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

3

4

8

15

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

8

相手

3

4

15

17

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

4

相手

3

8

15

17

18

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【攻守は鉄壁】府中マイルの攻守は、ホエールキャプチャで鉄壁。今季緒戦の東京新聞杯は、関西遠征明け、3か月振りの実戦。牡馬相手の57キロもどうか。取扱いに半信半疑の人も多かったに違いない。しかし、並み居る牡馬をひとひねり。57キロを背負い、牡馬混合重賞を勝ち上がった馬といえば、エアグルーヴファインモーションヒシアマゾンなど、錚々たる名牝の名も見える。しかも、東京マイルは、2012年のヴィクトリアマイル優勝・2013年度のハナ差2着を含め〔3100〕と、さらに精度はアップ。走破タイムはともに1分32秒4。良馬場の東京1600mは、まず崩れない。

逆転があればスマートレイアーの資質。ひも解けば、デビューは昨年の桜花賞当日の未勝利戦。経験馬相手に、G1と0秒3差の1分35秒3の圧勝――その一戦をもって、後の秋華賞2着も予見できた逸材。ただ、年明けデビュー馬というのは、理想像に達するには時間を要する。粘り強く成長の度合いをはかり、明け4歳の春、八分の造りで大阪城Sを完勝。マイルへの下準備に選んだ7F戦の阪神牝馬Sを、出遅れながらも外一気のゴボウ抜き。ちなみに、1分20秒3は過去十年の歴代2位。ラスト3F・11秒7―11秒5―11秒6(3Fは34秒8)という、終い2Fの上がりに比重の高いラップを、加速力満点に残り1Fでネジ伏せてみせた(ゴール前は推定11秒フラット?)。坂コースの阪神1400mであの脚が使えるのなら、1F延長の東京マイルG1の組み立て方も手の内に入った。この中間の飼葉喰いは良好、メニュー通りの調教も消化できている。

割って入ればメイショウマンボの地力。オークスの2分25秒2という走破タイムはレース史上歴代2位。そのレベルの高さを二冠目の秋華賞につなげ、エリザベス女王杯では古馬牝馬を撃破。天皇賞(春)挑戦も睨んだ大阪杯は、「フケ」の影響もあったか。レースに集中し切れないまま7着に敗退したが、昨年の同時期、桜花賞10着からV字回復でオークスを奪取。マイル適性は前記二頭に若干見劣るものの、1400-1600mで3勝をマーク。ブエナビスタウオッカ型の底力型でも、府中マイルは普通に勝負になる。惑星はウリウリ、好位のインからスパリ。3歳春は馬体細化にも悩まされ、クラシックは未出走に終わったものの、秋となりローズSが、あわやの0秒1差。秋華賞も0秒4差と見せ場を作ったが、マイル転向策に活路。京都牝馬Sは鋭くインをさばいて上がり32秒9。ラスト2Fのレースラップは11秒1―11秒2だった。阪神牝馬Sは自己最高の462キロ。勝ち馬の外強襲にハナ差2着に敗れたものの、一瞬にして馬群を割ったレースセンスは秀逸。馬体も今、黒光りしている。

フーラブライドは、4歳秋までダート2勝というゴールドアリュール産駒。しかし芝にスイッチして〔4010〕、これほど劇的に進化を遂げた牝馬も珍しい。愛知杯制覇は、50キロの軽量とパワー馬場に恵まれたのではないかという見方もされていたが、牡馬混合のG2・日経新春杯が0秒2差。中山牝馬Sも力を要する芝コンディションに恵まれたとはいえ、距離1800mにも楽々と対応。馬体も決め手も研磨された今なら、東京マイルの高速決着でも間に合う。切れ味ならエクセラントカーヴ。デビュー二戦目のクイーンCでいきなり3着好走歴もある好素材。目の尖ったダイワメジャー産駒ゆえ、イレ込み癖に泣き回り道もしたが、4歳春の東京戦から、江の島特別が1分32秒3、新潟日報賞が1分19秒7、京王杯AHを1分31秒8の好タイムでG3を奪取した切れ者。復帰緒戦の中山牝馬Sは、粘りのある芝に脚をとられ9着に終わったが、1F短縮の瞬発力勝負の東京マイルに替われば、一変の急浮上は十分。
JC2着馬デニムアンドルビーは、海外遠征明けは、そんなには気にならない。ただ、同じ底力型のメイショウマンボより、マイルは後手に回りやすいか。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複フォーメーション
1着

8

2着

3

6

相手

3

4

6

9

11

15

18

11通り 各800円
3連単フォーメーション
1着

8

2着

6

相手

3

4

9

11

15

18

6通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

8

2着

3

4

9

11

15

18

相手

6

6通り 各100円

須田鷹雄の見解

 このレースを予想するにあたって迷いがないのは、「4歳馬重視でいく」という点。これまでの結果から4歳馬優位は明らかだし、今年は4歳馬の層が厚い。

 ただ層が厚すぎてどの馬を取っていいのか分からないというのも正直なところ。ここは単純に前走成績の良さから人気の◎スマートレイアーを取る一方、ここは距離不足と見られてある程度配当がつきそうな○ラキシス、▲デニムアンドルビーを含めた3連複を買ってみる。

 ◎はスタートが不安だが、多少出負けしたところで3着以内は確保できるはず。1800mと1400mの両方を使ってきた流れもいい。

 ○は2000m以上しか走ったことのない馬だが、牝馬戦は距離適性云々よりも結局地力がモノを言う面がある。○は三冠レースに出ていなかったので比較が難しいが、牡馬と戦っても善戦するあたり、三冠好走組と差の無い実力を持っているように思える。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

3

6

8

12通り 各400円

3連単BOX

1

3

6

8

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

3

4

9

18

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

3

4

9

18

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎スマートレイアーは「ディープインパクト×ホワイトマズル」という組み合わせ。アルザオダンシングブレーヴ3×3という大胆な相似な血のクロスを持ち、父ディープインパクトの最もポピュラーな成功パターンであるリファールのクロスを「4×4・5」という形で持つ。ディープ産駒らしい柔軟な差し馬で、切れ味だけでなく持続力もあるので、厳しいペースとなりやすいG1レース、とくに直線の長いコースでは信頼できる。

 過去、馬券圏内を二度外しており、いずれも左回りのレースだった。昨年夏の三面川特別(4着)は久々で追い切りの本数が不足し、+10kgの馬体重が示すとおり身体が重かったことが災いした。昨年暮れの愛知杯(6着)は捻挫でエリザベス女王杯を回避した後のレースで、やはり万全の体調とはいえず、力の要る中京コースも合わなかった。左回りに原因があるわけではない。ディープ産駒らしく時計の速い決着に強いタイプだけに、土曜日の京王杯スプリングC(芝1400m)で1分19秒台が出た現在の東京芝コースは合っている。今季2戦の競馬を見るかぎり昨年よりもパワーアップしている。このあたりは成長力抜群のホワイトマズルの血が出ているのだろう。スタートを決めて中団でうまく折り合えば突き抜ける。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

9

18

2着

3

4

8

9

14

15

18

相手

3

4

8

9

14

15

18

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎デニムアンドルビーは、東京芝コースにてフローラS(G2)1着、ジャパンC(G1)2着、オークス(G1)3着の実績がある。いずれもレベルの高いレースで「東京巧者」といえる。また、直結コースの阪神芝1800mでローズS(G2)を制した後、京都内回りの秋華賞(G1)を凡走したように、直線の長いコースを得意とする。距離実績はないが、直線の長い東京芝コースであれば末脚を繰り出せるため、東京マイルに対応できる。

穴馬の見解:▲ウリウリは、昨夏を越えてから重賞で勝ち負けできるレベルに成長を見せた。直結コースのローズS(G2)を激走後に小回りコースの秋華賞(G1)を惨敗という馬柱の形は◎デニムアンドルビーと同じで、▲ウリウリも直線の長いコースを得意とする。それを示すように、今年は直結コース京都マイルの京都牝馬S(G3)を制した。東京マイルの適性は高いため、G1レベルでも激走を期待する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 古馬牝馬にとって春の大目標となる一戦です。JRAでは一番新しいG1で、今年で9回目。創設当初は「水増しG1」のような違和感がありましたが、ウオッカブエナビスタなどスター牝馬が続々と登場した時期に当たったこともあって、春の古馬女王決定戦として定着しました。今年も実績馬と好調馬が多数揃ってなかなかの好メンバーになりました。現役最強馬ジェンティルドンナこそ不在ですが、それを感じさせない興味深い一戦になりそうです。

 実績馬をとるか、好調馬をとるか。草創期のこのレースでは、コイウタエイジアンウインズと上がり馬が勢いに乗ってタイトルを奪取したことがありましたが、それ以降はずっとクラシック以来の実績馬が貫禄を見せつけるようなレースが続いています。その背景には、牧場での育成技術が進歩して、多くの馬が早い時期から実力を発揮できるようになったことがあると思われます。牝馬は消長が激しいと言われるように、ある時期から急に走らなくなることもあるので一概には言えませんが、上がり馬にとって実績馬の壁が以前よりも高くなっていることは間違いないでしょう。

 メイショウマンボは昨年牝馬G1を3勝。ジェンティルドンナを除けば現役最強牝馬と言って過言ではありません。年明け初戦の前走大阪杯は、牡馬相手とはいえ勝ったキズナから2秒以上離された7着という大凡走で、そこからの立て直しなるかが注目されるところです。ただ、この馬は桜花賞で10着に敗れた次走のオークスで巻き返して快勝した「前科」があります。不器用なところがあって、流れに乗り損ねると見せ場なく沈んでしまう脆さも持っていますが、それはハマった時の爆発力の裏返しでもあります。それを思えば前走の大敗は想定の範囲内で、今回は「強い時のメイショウマンボ」が見られる可能性に賭けたいと思います。

 スマートレイアーは前哨戦の阪神牝馬Sを後方一気で快勝。連勝の勢いに乗って初めてのG1タイトル獲得を目論みます。メイショウマンボには昨年の秋華賞で2着に敗れていますが、追い込み脚質のこの馬には京都内回りはいかにも厳しかった印象がありました。今回は広い東京コースで雪辱を果たしたいところでしょう。ほとんどいつも1番人気になる馬ですが、愛知杯6着のようにたまにポカもあって、馬券的には非常に扱いづらい存在ではあります。ただ、強いことは間違いないので2番手以下には落とせません。

 デニムアンドルビーは1番人気に推されたオークス秋華賞では結果を出せませんでしたが、ジャパンカップを2着に激走して実力の高さを証明しました。そのジャパンカップの上がり3Fが33秒2、フローラSでも33秒8の上がりを駆使しているように、上がりの瞬発力勝負になったときに一番強さを発揮します。その意味では若干トライアルホース的な要素を持ち合わせているのかもしれません。今回はドバイ以来で間隔が開きますが、小柄で気性が勝っているので休み明けは苦にせず、マイナス材料にはなりません。

 フーラブライドは昨冬以来牝馬重賞を2勝して、その間には牡馬相手の日経新春杯でも3着と、5歳にして充実期を迎えています。スタミナが持ち味なので、スピード勝負になる芝1600は距離不足の印象は否めませんが、展開が向けば大勢逆転の可能性を秘めています。ホエールキャプチャは一昨年の当レースの勝ち馬で昨年も2着。その他に東京マイルでは重賞を2勝していて、この条件に絶対の自信を持っています。ただし、今回は3ヶ月の休み明けと順調さを欠いており、連下の評価まで。

 ラキシスは昨年のエリザベス女王杯の2着馬で、牡馬相手の京都記念中日新聞杯でも好勝負しています。2000未満の距離に使うのは初めてで不安は残りますが、立ち回りの上手な馬で相手なりに走れるしぶとさは魅力です。ケイアイエレガントは安定した先行力が持ち味で、コースや展開にかかわらずつねに全力を出し切ってくれる馬です。人気薄での好走が続いてフロック視される向きもありますが、現在ぐんぐん力をつけている最中でG1初挑戦でも軽視すべきではないでしょう。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

2

3

4

6

8

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

6

相手

1

2

3

4

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

1

相手

2

3

4

6

8

30通り 各100円

小林誠の見解

【適性信頼】コース適性が段違いの09ホエールキャプチャを素直に本命視。前走の東京新聞杯でもクラレントなどに先着しているわけで、年齢による衰えはまったく見られない。デキに関してもいい状態にあると言えそうで、安定した取り口もこの馬の魅力だ。相手は少しひねって、不思議なほど人気がない06ラキシスと、距離延長が課題もこなせる可能性を秘める01ストレイトガールを本線に設定。そう大きな紛れはないと思われる。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

4

9

14

17

18

12通り 各300円

3連単1着流し
1着

8

相手

2

4

9

14

17

18

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

8

相手

2

4

9

14

17

18

30通り 各100円

小原靖博の見解

 スマートレイアーは物足りない負け方をしてりるのが左回り。この点だけがちょっと気になるが、復帰してからの走りを見ると休養前より数段力をつけているし、デキも更に上向き。前走は致命的と思えるほどの出遅れを挽回。スムーズに流れに乗れれば3連勝で頂点へ。

 相手筆頭は、ホエールキャプチャ。昨年は阪神牝馬S14着から一変。今年は牡馬相手の東京新聞杯を勝ってここに臨む。得意の東京マイル戦だけに軽くは扱えない。

 面白いのはクロフネサプライズ。前走は休み明けでペースも速かったので甘くなったが、それでも0秒2差。桜花賞は折り合いを欠いて踏ん張れなかったが、マイペースのチューリップ賞は楽勝。今回は有力馬に差しタイプが多いので前で立ち回れる強みを生かせれば。

 他では、メイショウマンボヴィルシーナフーラブライドウリウリに注意。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

9

相手

3

4

6

7

8

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

9

相手

3

4

6

7

8

10通り 各500円

森山大地の見解

牝馬ナンバーワンを決めるに相応しい好メンバーが集結。どこからでも狙えて流れひとつで着順は大きく変わりそう。こういう時は素直に実績とその実力を信頼するべきだろう。

本命は一昨年の覇者、昨年の2着馬ホエールキャプチャ。相手は9番枠に入ったホエールキャプチャよりも内枠の中から選んだ。

先週のNHKマイルCがそうだったように、混戦になればなるほど枠順の差が顕著に出やすい。2着のタガノブルグは2番枠、3着のキングズオブザサンは1番枠で、ともに道中はインコースをぴったり回ってきた2頭で、4着のロサギガンティアは大外から突き抜けそうになりながら、最後の最後で止まったように、やはり外を回るロスは実力が拮抗すればするほどジワジワと脚を奪っていくもの。

実力馬がいる7枠と8枠の評価を下げたのはそのため。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

1

3

8

9

12

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

8

相手

1

3

9

12

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

1

相手

3

8

9

12

18

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

ストレイトガールの120という数字はGIでもひときわ輝く。しかしコース未経験な上、距離数値が84というのでは信用性が今一つ。ということで3番手▲扱いが妥当。逆に前走99というのは明らかに凡走ながら距離指数最高117、かつ平均指数もトップという◎エクセラントカーヴを本命に挙げる。逆転なら○スマートレイアー。近2走の数値で平均をかなり押し上げている。これは調子のいい証拠。☆ウリウリも主力級扱い。一発ならば△ゴールデンナンバーか△デニムアンドルビー

厳選予想 ウマい馬券